太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

アヒルの卵

2018-06-16 19:23:45 | 日記
夫が、アヒルの卵を買ってきた。

放し飼いの卵ファームは、私の職場と家の間にあり、外売りをする土曜日に

仕事の帰りに私が寄って買う。

その日、私はお弁当を家に忘れてきて、夫に届けてもらった。

「今、卵ファームが開いていたから帰りに買っていくよ」


私が仕事を終えて卵ファームの前を通ると、ファームはまだ開いていた。

本来は5時に閉めるのだが、私がそこを通るのは5時ちょっと過ぎるので、私を待っていてくれるのだ。

しかも、まん前に車を停めて、窓を下ろすとファームのお兄さんアランが卵を持ってくるという、

卵のドライブスルー。

私は車を停めて、アランに聞いた。

「午前中に夫が来た?」

「ああ、○○(夫の名前)でしょ、来たよ、それでアヒルを買っていったよ」

「えっ、アヒル??」

「試してみてよ、なかなかおもしろいよ」


今までもエディはアヒルの卵を私に見せてくれたことがあったが

なんとなく鶏以外の卵は抵抗があって、買う気にならなかったのだった。


「どうする?普通の卵も、いる?」

「いや、今週はアヒルを試してみるワ」




右が鶏、左がアヒル。

ちょっと大きいぐらいで、たいして変わらない。



黄身が大きい。白身が少ない。

溶こうと思ってフォークで黄身を刺すと、ゆで卵みたいにそのままフォークにくっついてくる。

スクランブルエッグにすると、黄身の色が薄い。

味は、多少大味な鶏の卵といった感じ。

栄養は、鶏の卵の何倍ものビタミンAやBが含まれているそうだ。

でもコレステロールが高めで、栄養価があるぶんカロリーもそれなり。

慣れたら普通の卵と似たようなもんだけれど、リピートはナシだな。






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小さな訪問者 その後

2018-06-16 18:13:04 | 日記
庭に突然やってきた猫は(その記事はコチラ)、翌日もやってきた。

逃げてしまうので、窓から眺めるしかないのだが

猫缶をむしゃむしゃ食べている姿を見るのは楽しい。

そのうち慣れてきたら、ウチの猫にしようと夫と話していた矢先、

猫はぱったりと姿を見せなくなった。

夜は庭に下りる階段の照明をつけたままにして、何度も起きて、2階の窓から下を見た。

降り出した雨が、口をつけていない猫缶に溜まってゆく。

来なくなって3日目、猫缶も水もベッドも片付けた。

「あんなにかわいいんだもの、きっと誰かが家族にしてくれたんだよ」

「きっと幸せになってるよ」

二人でそう言いあって、それでも何かを失ったような寂しさはある。






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