太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

思い知るのはどっちだ

2018-08-14 19:01:52 | 日記
夫がスケートボードで転んで、肘の先にヒビが入った。

利き手がギブスで固定されているので、なんでも左手でやらねばならない。

コンタクトレンズの装脱、食事、ジーンズのボタンの留めはずし。

車の運転は、スリング(首から吊るやつ)を外せば、なんとかできる。

「はは、右手のありがたみがわかるだろう」

と、私は偉そうに言った。


ところが、である。

普段、朝食を用意するのは私で、夫は後片付けをするのだが、今は私がやる。

猫のトイレの掃除も。

掃除機をかけるのも。

ベッドシーツ類を洗濯機に入れるのも。

帰宅が私よりも早い夫は、毎日スーパーにも行くし、和食以外なら夕食も作ってくれる。

いつもは家に帰って、シャワーを浴びればすぐに食事ができるはずが、私が作らなければならない。

夕食の後片付けもしかり。

最初の2日ほどは、買い物も猫のゴハンやりもできなかった。

こんなにいろんなことをやってくれていたとは。


「はは、ボクのありがたみがわかっただろう」


夫が笑う番である。

この話は、誰にもしない。

「あんた普段いったいなにをやってんのさ?」

と言われるのは目にみえている。

















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