太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

さくらももこさん

2018-08-27 17:42:04 | 日記
さくらももこさんが亡くなったというメールが、

日本の友人と、ハワイに住む友人からほぼ同時に届いた。

同年代の死は、それが有名人であっても身につまされるものだ。

メールをくれた友人たちも、同じ気持ちだろう。




あまり長生きしないで、ほどほどのところでぽっくりいきたい。

多くの人がそう思っているかもしれない。

私だってそうだ。

その「ほどほどのところ」は、今は七十代後半だったり八十だったりするが

そこに近くなれば、きっと先に延びるような気がする。

いつ死ぬかわからないと口では言いながら、

自分だけは元気で長生きすると、タカをくくっている。

命をおびやかすような病気や怪我をしたことがない私の、大きな甘えである。




さくらももこさんが育った街は、私の実家の隣の市で、

最初の結婚時代の何年かは同じ市に住んでいた。

だから、『ちびまるこちゃん』の中に出てくる方言や、出来事は、そのまんま私の思い出でもある。


>昭和を書ける人がまた逝ってしまった


友人がメールにそう書いてきた。

ヒデキもいない、さくらももこさんもいない。

これからもっと、櫛の歯が抜けるようにいなくなってしまうのだろう。

それにしても、五十代は早すぎる。

ご本人にとっても、残された人にとっても。



さくらももこさんのご冥福を心からお祈りします。




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最近のテレビ

2018-08-27 07:39:58 | 日記
知らぬまにハワイのテレビがデジタル放送になった折に触れたけれど、(その記事はコチラ

私はいまや、一人でテレビもDVDも観ることができない。

リモコンのどこかを押すと、変な画面が出てきて、そこをどうとかするとDVDを観る画面になるのだが、

その「どこか」「どうとか」を覚える気がさらさらない。

膨大なチャンネルで何をやっているかは、新聞にあるテレビ欄を見ればわかるのだけれど、

リーディンググラスを使っても、文字が小さすぎて読む気もしない。

夫がテレビを観ていると、画面の端っこに誰かの名前と電話番号が表示された。

「なにこれ?」

「今、両親側の家に電話をかけてきている人の名前」

「なんで電話を掛けてきている人の名前がテレビに出るの」

「知らないよ」



先日、叔父が出張で留守なので、一緒にDVDを観ようと叔母がシュートメを誘った。

シュートメはお茶うけなどを持って出かけたが、叔母はテレビの操作がわからない。

出張先の叔父に電話をかけて聞いても、いっこうにDVDは観られず、1時間ほど格闘した結果、

姉妹なかよくお茶を飲んで過ごしたという。






昭和の時代、家族の団欒の真ん中にあったテレビは、変わリ果てた。

リモコンなどなく、わざわざチャンネルを換えるのにダイヤルを回しに行ったことも、

そのダイヤルがボタンになって、便利になったと喜んだことも、

勝手にリモコンでチャンネルを換えてしまう父と喧嘩したのも、今となれば良い思い出である。










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