太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

今さらお笑いで大笑い

2018-08-25 07:26:51 | 日記
トロピカルストーム’レイン’は、勢力を弱めながら、非常にゆっくり進んで

土曜日の今日、やっとオアフ島の東側にも雨が降り始めた。

そして今日は早朝に出勤するはずが


今日も休みになった!これで3日目。う・れ・し・い!!!




「いつもここから、という二人組の、ツッコミ暴走族 ていうコントがおもしろいよ」

と教えてくれる人があった。

棚ボタで休みになった、こんな日こそ、そういうものを見るべきである。

ユーチューブで、『いつもここから ツッコミ暴走族』と検索すると、たくさん出てきた。

おおかたが、『エンタの神様』という番組の中のコントだ。

15年ぐらい前に日本テレビ系で放送されていた番組で、今はどうなっているだろう。

当時私は、まだかろうじてテレビを観ていたから番組は覚えているが、

なにしろ離婚騒ぎの真っ只中で、誰がどんなことをしていたかはよく覚えていない。


さて、そのツッコミ暴走族。

いつもここからの二人が、バイクのハンドルだけを握って、交互に入れ替わりながら

早口でツッコミまくるというコントだ。

私は涙を流して笑った。

ネタにする内容も、それにツッコむ言い方も、なんだか知らないけどおもしろくて笑いっぱなし。


たとえば、

A「生まれ変わったら鳥になって大空を飛び回るのが夢なの、って言ってんなよ、コノヤロー」

B「このまえ焼き鳥 うまいうまい って食ってたじゃねえか、バカヤロー」

A「生まれ変わったら鳥になって大空を飛び回るのが夢なの、って言ってんなよ、コノヤロー」

B「セキセイインコになって首でもかしげとけ、バカヤロー」


機関銃のように次から次へと、ツッコミがほとばしって、息つく間もない。

そこへ夫が帰ってきて、涙を拭きながら笑っている私を見て言った。

「楽しそうだねえ、なにをやって笑ってるの」

このおもしろさを、ぜひとも夫に伝えたいが、それは無理というものだ。

試しにひとつ説明してみた。



「飛行機に気をつけてね、って言われたんだ、って一人が言うんだよ。

もう一人が、気をつけかたがわからないこと言うなって言う。

また最初の人が、飛行機に気をつけてね、って言われたんだ、って言う。

するともう一人が、椅子に座ってコンソメスープ飲んでるだけじゃないか、って言うんだよ」



説明しながら、急激にトーンが落ちてゆく。

「言うな」というのと、「言ってンじゃねぇぞ」というのでは、おもしろさが違う。

「飲んでるだけじゃねぇか」が、「飲んでるだけじゃないか」になるとつまらなくなる。

けれど、そこを英語で説明はできない。

だから、説明するのをやめた。

私が、ガイジンが一人でしゃべくり漫才やっているのを見て、おもしろくもなんともないのと同じだ。

いつもここからの二人がしゃべる日本語が、夫には単なる音に聞こえるらしい。


「おめおめおめおめーーーッ!」


おもしろさを分かち合えない悔しさを、そんなふうに発散していた。


あまりにおもしろかったので、ハワイに住む大阪出身の友人に教えた。

彼女は日本のテレビ番組を毎日のようにみていて詳しいし、当然知っているものと思っていた。

「知らん番組やわー」

「えー!あんたが知らないお笑い番組があったんか」

「私は大阪だから、やっぱりダウンタウン派やねん」

お笑いに東西があったなんて。

「ま、とにかくユーチューブで見てみてよ」



大笑いするとスッキリする。

午後もまた、私は笑い泣きする覚悟でユーチューブを開くのである。










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