8月の半ばを過ぎると家族内で
「見た?」
「まだ」
という会話が出てくる。
プラバーという渡り鳥が、ちょうどその頃アラスカから戻ってくるのである。
ハワイにいるプラバーは、PACIFIC GOLDEN PLOBERという種類であるらしい。
プラバーが車にはねられているのを見たことがない。彼らはとても利口なのだ。
彼らはけして群れず、いつも一羽だけでいて、自分のテリトリーを離れない。
しかし6月の、ある決まった日に、彼らは1箇所に集まってアラスカに向けて旅立つ。
羽根の模様か変わるので、旅立つ日が近いのがわかる。
普段はこんな模様
旅立つ時にはこんなタキシードになる。
こんな小さな体で、4800kmを3日から4日でノンストップで飛ぶという。
アラスカで繁殖したプラバーは、また4800kmを飛び続けて、以前とまったく同じ場所に戻ってくる。
群れない彼らが、どうやって旅立つ日時と場所を知るのか、
どうやって以前と同じ場所を正確に覚えているのか。
どんなにテクノロジーが進んだといえども、私達人間にわかっていることなど
宇宙全体からみたら、まったく塵にもならないほどではないかと思ってしまう。
おととい、ウォーキングに行こうとしたら、角にプラバーがたたずんでいた。
「帰ってきた!」
私は走って家に戻り、家族に知らせた。
日本では、暑さ寒さも彼岸まで、という言葉があるが、
ハワイでは、プラバーが帰って来る頃には、朝夕の空気が涼しいと感じる。
タキシードだった羽毛が、だんだん元の模様に戻ってゆく。
ハワイも少しずつ冬に向かっている。
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「見た?」
「まだ」
という会話が出てくる。
プラバーという渡り鳥が、ちょうどその頃アラスカから戻ってくるのである。
ハワイにいるプラバーは、PACIFIC GOLDEN PLOBERという種類であるらしい。
プラバーが車にはねられているのを見たことがない。彼らはとても利口なのだ。
彼らはけして群れず、いつも一羽だけでいて、自分のテリトリーを離れない。
しかし6月の、ある決まった日に、彼らは1箇所に集まってアラスカに向けて旅立つ。
羽根の模様か変わるので、旅立つ日が近いのがわかる。
普段はこんな模様
旅立つ時にはこんなタキシードになる。
こんな小さな体で、4800kmを3日から4日でノンストップで飛ぶという。
アラスカで繁殖したプラバーは、また4800kmを飛び続けて、以前とまったく同じ場所に戻ってくる。
群れない彼らが、どうやって旅立つ日時と場所を知るのか、
どうやって以前と同じ場所を正確に覚えているのか。
どんなにテクノロジーが進んだといえども、私達人間にわかっていることなど
宇宙全体からみたら、まったく塵にもならないほどではないかと思ってしまう。
おととい、ウォーキングに行こうとしたら、角にプラバーがたたずんでいた。
「帰ってきた!」
私は走って家に戻り、家族に知らせた。
日本では、暑さ寒さも彼岸まで、という言葉があるが、
ハワイでは、プラバーが帰って来る頃には、朝夕の空気が涼しいと感じる。
タキシードだった羽毛が、だんだん元の模様に戻ってゆく。
ハワイも少しずつ冬に向かっている。
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