太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

パイナップル リサイクル

2019-04-19 08:00:03 | ハワイの自然
スーパーマーケットにいくと、とりどりの果物が並んでいる。
いちご、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー、梨、桃、ぶどう、バナナ、グレープフルーツ、
パイナップル、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、日本と同じようなミカンや柿があるときもある。
それらのうち、ハワイで採れるものといったら、バナナとパパイヤとパイナップルとドラゴンフルーツだけだ。
桃もいちごも、見た目はおいしそうだけれど味はガッカリだ。
産地でかなり早めに収穫したものを出荷し、船旅の途中で追熟させるのだ。
だから、日本に行った時に食べる果物の美味しさに、目をみはる。
そこで採れたものを食べるということの贅沢さは、それができなくなったときに初めて知る。

その限られた地元の果物のパイナップル。
バナナの木は庭に10本あまりもあるし、パパイヤもそこらじゅうにあって、どんどん美味しい実を作ってくれるけれど、
パイナップルはそうはいかない。
ノースショアにいくと、一面パイナップル畑が広がっている。
だから自宅の庭でもあんなふうにパイナップルが採れたらいいのに、と思う。
いや、庭で育てることはできるのだ。
ただ、ものすごーく時間がかかる。

パイナップル


スーパーで買ってきたパイナップルの葉の部分を切り落として、
しばらく乾かしてから(ここ重要)ポットに植える。
そうすると、新しいパイナップルが出来てくる。
しかし、写真のこれ、どのぐらい前に植えたものか忘れた。
半年、いや、もうちょっとか。
食べられるパイナップルになるまで、あとどれほどかかるか・・・・・

一面のパイナップル畑も、あんなにたくさん植えてあっても、きっと収穫できるのは一部だけで、時間差で収穫しながら育てているんじゃなかろうか。

パイナップルを買うと、鉢には植えずに葉を切って庭のジャングルに放り投げておくこともよくある。
知らずにどこかでパイナップルが密かに育っているかもしれない。