太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ネーミングが残念

2022-04-14 08:24:42 | 食べ物とか
日本食スーパーのドン・キホーテが、5年ほど前に地元スーパーのTimesを買収した。
Timesの名前も店内も以前のままだが、少ーーーしずつ日本食品が置かれるようになってきた。
とはいっても、このあたりは日本語の読める(ここ大事)日本人は少ないから、日本食スーパーみたいにするわけにはいかない。

商品を仕入れるバイヤーの苦労も、わからないこともない。
野菜コーナーの片隅にちょっとだけある日本コーナーの「シソの葉」が、誰にも買われずにしなびていたり、マイタケが変色していたり、ワサビの茎が(3000円ぐらいする)売れ残っている。
そもそも、その食品の存在自体を知らない人たちがほとんどなのだから、無理というもの。
ワサビの茎なんか、なんで仕入れたかと不思議。


長持ちする調味料やお菓子類は、試験的に仕入れてみて、売れ行きがよかったら再び仕入れる、という方針なのか、
好きなスナックが入ったと思って喜んでいると、あっという間に売らなくなってしまうこともよくある。
だから、好きなものはなるべくたくさん買って、定番になるように願っているのだが、むなしく消えたもの数知れず。

つい最近、発見したカカオケーキが、案外に美味しかった。
チョコパイのようなものにしろ、こういうたぐいのお菓子は日本がダントツ。
韓国人の同僚は、韓国のオリオンのチョコパイが1番だというけれど、私に言わせれば日本のチョコパイの足元にも及ばない。

発見したカカオケーキは、10個も入っていて500円未満という価格も素敵なのだけれど、ネーミングが悪すぎる。
だって、



これだよ?

アメリカ人の、いったい誰がこの長ったらしい日本語を読めるというのか。
写真で、どうもチョコケーキ的なものらしいことはわかるけれど、10秒に1個のペースで食べられるほど美味しいのだ、という売りの文句が届かない。

私は既にこれを5個以上は買い、同僚にあげたり、冷凍庫にストックしたりしているのだが、他に買っている人を見たことはなく、二度目の仕入れはないものだと諦めている。