太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

解禁とホワイトシュリンプ

2022-04-21 07:58:50 | 日記
ハワイは、飛行機内も空港も、マスクをしなくてもいいということになった。
ワクチン接種証明も、検査も、マスクもいらないとなると、パンデミック前の、パスポートだけで旅行できた時と変わらない。
5月からは、日本人もハワイに来れるようになるそうだ。
それなのに、アメリカ人が日本に行くにはビザが必要だという。
ツアーガイドの、日本人の奥さんの親が危篤になり、家族で日本に行きたかったのだけれど、
アメリカ人であるダンナさんはビザがないと入国できないので一人で留守番。

妹が、母の一周忌に来るのかと聞いてきたけど、この状態だったら行かないと思う。
行っても、母に会えるわけでもないのだし。
先日、姉が眠っていたら耳元で
「〇〇ちゃん」
と呼ぶ母の声がしたそうで、思わず返事をしてしまったと言っていた。
夢にはいっこうに出てこない、とぼやいていたけれど、母は日本にもハワイにもどこにでもいるのだ。


半年ほど前に友人がくれた植物の花が咲いた。
正式名は、Justicia betonica というらしいが、ホワイトシュリンプとか、
ハワイアン トーチというニックネーム。
白いエビが集まっているように見える。
この前ピクニックに行った時、State Parkにこれが群生していた。

その友人は、パンデミックで仕事ができなくなり、そのまま解雇という羽目になって、俄然ガーデニングに目覚めた。
ちょうどマノアに素敵な一軒家を買ったこともあって、首の後ろを日焼けで真っ黒にしながら、庭仕事にいそしんでいる。
きゅうりの中にある種からきゅうりを育てたり、パッションフルーツを受粉させてフルーツを作ったり、
ガーデニング仲間うちで、島内の何か所かに植物の種を集める無人場所を作り、
じょうずに需要と供給を満たす、ということもしている。
お菓子作りもプロはだしで、ジャムやクッキーなど、ささっと作って持ってきてくれる。
たとえ時間があっても、私には到底できないことばかり。
私は心底、彼女の行動力をまぶしく眺めているのである。