太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ほんとに、さよならブライアン

2022-04-25 08:31:48 | 日記
隣家のブライアン夫婦が、とうとうアラスカに移住するときがきた。
昨夜は、イタリアンレストランでうちの家族と共にお別れ会をした。

彼らが越してきたのは19年前。
娘のアシュリーは7歳で、息子のコールは3歳。
同時に何件か候補があったのだけど、この家を見に来た時に、ゴミ箱を道路に出しに来た義父と会い、
「あんまりにも良い人だから、それでここに決めたの」
と奥さんのデニスが笑った。


彼らの家をコラージュにしてプレゼントした。
アラスカで、ハワイの家を思い出してもらえるといいな。


ブライアン一家とは、親戚みたいに親しくつきあってきた。
できればずっと、ここにいてほしかった。
ハワイからアラスカなんて、天地ほども違う。
彼らはミネソタ州出身だから、雪には慣れているのだろうが、ハワイに住んだら、寒いところにはなかなか住めないと私は思う。
ブライアンは今週で仕事をリタイアして、アラスカでは悠々自適のセカンドライフ。
土地は既に購入してあり、ロッジを借りながら、7か月かけて老後の家ができるのを待つのだそうだ。
夏の間は趣味の釣りがいくらでもできるし、雪の間は冬の楽しみがまたあるのだろう。

これから始まる新しい人生に、心が躍っているのが伝わってくる。
いつかアラスカに行くよ、と約束してお別れをした。