太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

朝、歩くこと

2022-12-05 16:41:59 | 日記
半年以上ぶりに朝のウォーキングを再開して数日がたつ。
夜の間に降った雨に濡れた土や草木が放つ早朝の空気を、思い切り吸いこむ。
なんでさっさと再開しなかったか、と思う。
歩き始めるときはまだ真っ暗で、近所の家のクリスマスの飾りを見るのは楽しい。
タンクトップは肌寒いけど、長袖や上着を着るとすぐに暑くなってしまうので、身体が温まるまで早足で歩く。

誰かの庭先で輝くツリーがきれい!

早起きの家は、もう活動を始めている。
いつも思うのは、ここの人達の無防備さ。
塀のない家も多いし、カーテンやブラインドをつけないのか、あっても使わないのか家の中が丸見えで、外を歩く私のほうが気を遣ってしまう。
洋画の、部屋の中で着替えているのが窓から見えるとか、夜、明るいキッチンの窓にはカーテンもなく、シンクの前に立っているところをスナイパーに狙われるというような場面を、
まさかこんな丸見えのわけがないじゃん、やっぱ映画だよね、と思ってみていたけれど、あれは真実だった。
人目を気にするのは日本の文化なのか。


今日は休みなので、足をのばして40分余り歩いた。
戻ってくる頃にはすっかり明るくなっていて、虹のご褒美。




家に戻ってシャワーを浴びて、コーヒーを淹れた。
郵便局に行き、そのあとカイルアに買い物に行く予定で、9時ちょっと前に着替えていたら職場から電話があり、
3人病欠で人手がないらしく、来れないだろうか、というおたずね。
どうしてもという用事もないので、「じゃ、数時間だけ」ということにして働いてきた。
2時ごろには帰りたかったのに、思いがけず忙しくて結局3時。
困ったときはお互い様、善行を積んだ、ということにしよう。