ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

2017臺灣旅行記 第2日・太魯閣へ 往きは良いよい帰りは…

2017年11月15日 23時23分20秒 | 旅行
台湾旅行2日目は、今回の旅のメインに位置付けた花蓮に行き、そこから太魯閣渓谷に向かいます。過去3度の台湾旅行は西側ばかりで、太平洋側の観光はありません。それでいつかは太平洋側にも行って見たいと思っていました。去年11月に予定していた台湾旅行に花蓮を組み込んでいたのですが、結局、旅行は延期になり、やっと1年越しで今年実現する事になりました。

太魯閣渓谷へ個人で行くのは難しいし、例え行けたとしても、どこをどう回ればいいのか分からないので、台湾JTBのツアーを予約しました。現地ツアーはいくつかありましたが、決め手となったのはガイドが日本語堪能と言う点です。ツアーに申し込めば、プラチナチケットと言われている電車のチケットも確保して貰えるので、ちょっとツアー代金が必要ですが、選択肢の一つとして考慮するのもありだと思います。

台北駅朝7時57分発の自強号(特急)に乗車し、花蓮に向かいます。途中の停車駅は松山だけで、その後は花蓮までノンストップです。沿線の車窓を楽しみながら、約2時間20分で花蓮に到着です。楽しみにしていた車内販売でしたが、残念ながら回って来る事はありませんでした。朝食とっていないのに…。このツアーに申し込んでいた他のゲストは、大阪から来たと言う若い女性二人組だけでした。

駅でツアーガイドの黄(コウ)さん(女性)と合流し、ワゴン車に乗って太魯閣渓谷を目指します。約1時間余りで渓谷入り口に到着しました。大理石の街らしく、至る所に大理石工場がありました。

以下、太魯閣渓谷の写真を暫しご覧下さい。






今まで写真でしか見た事がなかった雄大な自然が目の前に広がっています。念願だった太魯閣に来ることが出来て、感慨深い気持ちになりました。この日は天気も良く、素晴らしい景色を堪能する事が出来ました。ガイドの黄さんも日本語堪能で、美人だし好印象です。


この道路を作るのはかなりの難工事で、工事中に殉職された作業者の慰霊碑が渓谷を少し降りた所にあります。当時30歳代のまだ若い工事従事者たちが多数殉職し、彼らにとっては長い春のまま天国に召されたと言う事で「長春祠」と名付けられたと言う事です。慰霊碑から写真の祠まで、トンネルが掘られていて歩いて行く事が出来ますが、この日は川の水量が多くて、通行止めになっていました。

太魯閣族の末裔のお婆さん。今でも太魯閣の山中を駆け回っていると言う事です。自分で撮影した写真を絵ハガキにして、観光客相手に売っています。中々商魂逞しいです。私も情に絆されて1部購入しました。

昼食は原住民の郷土料理を頂きましが、はっきり言って、これはちょっと口に合わないのもありました。ただ、蒲焼風の魚は美味でした。

帰りは少し時間に余裕があったので、ツアーに含まれていない七星潭まで連れて行ってくれました。ここにも来てみたいと思っていたので、思わぬサプライズとなりました。黄さんが買った台湾バナナを頂きました。御馳走様でした。

帰りの車中から見付けた花蓮市のオブジェです。このまま花蓮駅に戻ります。

花蓮駅に戻って来ました。名残惜しいですが、ここで黄さんともお別れです。黄さん、お疲れ様でした。元気な赤ちゃんの誕生、お祈りいたします。(黄さん、二人目を妊娠中。水玉模様の服を着ているのが黄さんです。)

帰りのチケットです。(まさか、この画像があとで役に立つとは思ってもいませんでした。結果は後述。)花蓮駅15時27分発の普悠瑪號(プユマ号)で台北に戻ります。停車駅は朝の特急よりも多いですが、速度の関係で台北までの所要時間はこちらの方がちょっと短いです。揺れはこっちの方が上かな? とにかく良く揺れます。(笑)

定刻通り台北駅に戻って来ました。ここで、大阪の女性二人組ともお別れです。マイブログのアピールをして来ましたが、果たして見てくれているのでしょうか? コメント頂ければ嬉しいですね。

ここまでは何事もなく、順調に旅を楽しんでいたのですが、この後、衝撃のアクシデント発生です。

一旦ホテルに戻り、夕飯の為に寧夏観光夜市に行く事にしたのですが…。ん?えっ!?ズボンの後ろポケットに入れていた財布がない! ホテルに戻ってどこかに置いたのかなと思い、部屋中を探し回っても見つかりません。考えられるのは、電車内で座席に座っている内にポケットからずり落ちたのに気付かずそのまま下車したか、西門駅からホテル移動中の人混みの中で落としたかすられたか…。この2つです。電車内は運悪く、私の後部には誰も座っていなくて、ポケットからずり落ちて、シートの隙間から床面に落ちたのなら、後部座席の乗客が気付く筈です。財布は花蓮駅のコンビニでコーヒーを買った時にはちゃんと手元にあったのは確実ですので、失くしたのは電車内か、前述の可能性しかありません。すられたとは思いたくないのですが、もし、街中で落としたりすられたのならもう戻って来る可能性はゼロに等しいです。残った可能性に一縷の望みを託して、台北駅へ落とし物がないか確認の電話をしてもらう事にしました。当然、中国語は話せませんので、日本語の出来るフロントに事情を説明し、代わりに電話してもらいました。その時役立ったのが上の乗車券の画像です。結局、見付かる事はありませんでしたが、親身に電話して頂いたフロントマンには心から感謝したいです。有難うございました。

ああ、この先どうしよう! 財布には両替した台湾のお金とクレジットカードが入っています。クレジット会社に現地から電話しても、なぜか繋がらず、不正使用されないか気にしながら、残りの日程を過ごす事になりました。 小遣いは全てパア! 万が一に備えて、予備のカードと日本円は持っていましたが、これは使いたくない気持ちが強く、この後の支払いなどは全て妻に頼む事にしました。つまり、ここから私が使ったお金はゼロと言う事です。

この財布紛失が最後まで尾を引いてしまい、この後の旅を心底楽しめないものにしてしまいました。ダメージ大です!😢

妻は、失くしてしまったものは仕方ないし、いつまでもくよくよしていてもしょうがないので、気分直しに夕食に行こうと言うので、予定通り寧夏観光夜市に行く事にしました。MRT西門駅から板南線で台北へ、ここから淡水信義線に乗り換えて中山駅で下車、歩いて約10分で到着です。夜市のB級グルメを堪能したあと、最後はデザートで締めます。


上は豆花(トンファ)で、日本で言う所のぜんざいのようなものです。ほのかに甘くて美味しいです。下は、台湾へ来たら忘れてはならない芒果冰(マンゴーかき氷)です。この時期、マンゴーは冷凍物しかありませんが、それでもやはり1度は食したい逸品です。

夜市を後にホテルに戻ったのは10時過ぎ。この日は、このままシャワーを浴びて就寝です。ノーマネーのまま3日目に続きます。

にほんブログ村 旅行ブログ ぶらり旅へにほんブログ村