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(開設2015年1月1日)

プラネットモデル1/72 メッサ―シュミットMe109TL製作記・その1

2017年11月23日 20時26分00秒 | プラネットモデル1/72Me109TL製作記
台湾から帰国し、製作途中だったSU-85も完成したので、次のキットの製作に入りました。今年最後の取り掛かりキットになると思います。

こちらが今回の製作キット、プラネットモデル1/72メッサ―シュミットMe109TLです。何とも飾り気のない箱に、コピーした白黒のイラストが貼られていますが、中々上手なイラストだと思います。今から20数年前に購入したキットですが、プラネットモデルのキットはこれ以外にも幾つか積みプラ化しています。

中身は御覧の通り、レジン製キットです。俗に言うガレージキット(略してガレキ)と呼ばれる類のキットです。

パーツはこれだけです。キャノピーは塩ビ絞り出し(バキューム)の物が入っています。デカールも入っていましたが、どこかに紛失してしまったらしく、見当たりません。まぁ、あったとしても恐らく使用に耐えられない状態になっていたと思います。ストックから適当にピックアップすれば何とかなるでしょう。

Me109TLについて、ちょっと紹介しておきます。Me262のバックアップ機として、並行して開発されたのがMe109TLです。TLはTurbo-Lader Strahltriebwerk(ターボチャージャージェットエンジン)の事です。胴体はBf109H、主翼はBv155Bのものを使用して、ツインジェット化を狙って計画されましたが、研究対象となっただけで、実機は存在しません。パッと見はMe262に似ていますが、全体的にMe262よりスリムです。

とまぁ、実機が存在しない、いわゆる架空機で、インジェクションキット(簡易インジェクション含む)としては未発売です。いつか、どこかの東欧メーカーがキット化してくれるかもしれませんが、そうなるとこのキットの存在意味もなくなってしまいそうです。

製作に入ります。

前脚三点姿勢の機体ですが、キットのままでは尻餅をついてしまうため、錘を入れるスペースを確保しなくてはなりません。機首部分がムク状態ですので、マジックでマーキングした部分を削って、錘を入れるスペースを確保します。

久々に電動リューターを使用して、スペースを確保しました。今回、このキットを作ろうと思ったのは、今まで使用していたリューターが壊れてしまい、新調したのを使ってみたかったと言うのも理由の一つです。結果は上々です。

錘は釣り用のかみつぶし鉛をペンチで潰して接着しました。滅相で接着したので、これで十分かどうか分かりませんが、現状では何とか三点姿勢になりそうです。不安ならエンジンポッドにも錘を入れようと思っています。
コクピットも組み立てました。シートベルトはエデュアルドのエッチングパーツの残り、計器パネルのデカールは、ストックから見付けた物を適当に切り張りしました。

胴体左右を張り合わせ、主翼も接着し、十字になりました。全て瞬間接着剤で接着しています。思っていたほどの段差や隙間もなく、前作V-173よりもサンペ掛けの苦労は少なくて済みそうです。見てお分かりだと思いますが、Me262よりかなりスリムです。

続いて、エンジンポッド部分の製作に入りました。パーツを整形し、塗装に備えてプライマーを塗布した所で時間切れとなってしまい、今日はここまでです。エンジンポッドを主翼に取り付けたら、各部の隙間や段差の修正に移ります。

その2に続く。