Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

上一宮大粟神社(2018年5月1日参拝)

2018年06月16日 | 一宮
阿波国一宮を称する神社は現在4社あります。

他に大麻比古神社、八倉比売神社、一宮神社と、
次に参拝する上一宮大粟神社です。

基本的に大麻比古神社が一宮とされていますが、
称されるようになったのは室町時代以降とのこと。

古くから一宮とされていたのは上一宮大粟神社とされるが、
全国一の宮巡拝会には加盟しておりません。

上一宮大粟神社が一宮かどうかは詳しい方にお任せするとして、
私は参拝して一宮に相応しい神社かどうか、
雰囲気とか直感で判断したいと思う。


所在地:徳島県名西郡神山町神領字西上角330
御祭神:大宜都比売命
創建:不明
社格:式内社(論社、阿波国一宮(論社)、郷社
札所:新四国曼荼羅霊場


【由緒】
延喜式神名帳に記載される名神大社阿波國名方郡、
天石門別八倉比賣神社の論社の一つである。

天石門別八倉比賣神社は神亀5年(728)に聖武天皇の勅願所となり、
元暦2年(1185)には正一位の神階を授けられた。

平安時代には現在の徳島市一宮町に当社の分祠として、
一宮神社が創建された。

明治3年(1870)社名を埴生女屋神社と改められたが、
氏子の請願により、明治28年(1895)に現在の上一宮大粟神社となった。


【大鳥居】


神社の無料駐車場がありましたが、
どうも地元民が勝手に駐車してる感じ。

参拝する者が停められねーじゃん。(苦笑)


【狛犬】



【第二鳥居】



【神門】


これはもう完全に仁王像がいる山門ですよね。

神仏習合の名残りでしょう。

今は仁王像ではなく随身が祀られていました。


【参道】


うーむ、ちょっとしんどそうだなぁ。




下に車を停めれないし、
こっちの道を車で登っていきますか。


【境内】




上に進むと神宮寺に駐車場があり、
左手に進むと上一宮大粟神社に到着。

車は上の境内にいくらでも停めれました。


【石楠花】





【境内】


凄く良い雰囲気です。

お遍路の札所ではどこも賑わっていますが、
とても静かな境内です。


【参道】


下の大鳥居から続く参道は途中で石段になっていました。

しかし長い参道ですね。(^^;


【拝殿】




いいですね~。

とても渋い拝殿です。


【天井画】



【境内社】





【本殿】




拝殿とは真逆の派手な赤色。

大宜都比売命は穀物・養蚕の神として信仰されていて、
同じ穀物の神である稲荷神と同神とされているからでしょうね。


【大御神社】





普段は無人で静かな佇まいの神社です。

一宮と言われれば納得は出来ると思いますね。


御朱印は宮司さん宅でいただけるようですが、
場所が分からないのでいただいておりません。(^^;


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