自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

給食のカレー、どうやって食べてた?

2006-12-13 | 日常・身の回り
いやー、びっくりです。
娘の給食が終わって10年以上経っているのに、初めて給食のカレーの食べ方が変だったと知りました。

というのも、地元紙の夕刊に載った、
「カレーの入った器にご飯を入れて食べるのは変・・・」
という、小さなコラムの中の話題を読んでいた娘が、
「うちの学校もそうだった。そうするように指導されてた」
と言うのです。

カレーを入れるボウルとご飯をよそうプレートの大きさが中途半端で、どちらか一方にカレーライスとして盛り付けるのができないからのようです。

じゃあ、レストランのように、ご飯のほうに少しずつカレーを乗せて食べればいいじゃんと思うのですが、そうすると両方の器がカレーで汚れるから、カレーの入った器のほうにご飯を入れるんですって。

目くじらたてて怒るようなことではないけれど、器が両方汚れるのを避けるためっていう理由は、ちょっと情けないなぁ。排水を汚してはいけないということは十分分かっているんですけどね。

そういえば、給食袋にはいつもティッシュペーパーを入れていて、食べ終わった給食の器の汚れをきれいに拭きとってから戻していたのも、今にして思えば、何も新しい紙で拭かなくてもよかったんじゃないかと思えます。

どこの家にも洗いざらしの衣料や、シーツなど、あふれているだろうし、現に我が家は食べ終わった食器の汚れは小さな捨て布で拭きとってから洗っています。

はるか昔、私の時代の給食には、米飯のメニューはありませんでした。
コッペパンとおかずと悪名高き脱脂粉乳。貧しい時代の給食の象徴のような脱脂粉乳がまずくて、鼻をつまんで飲んだとかいう人が圧倒的です。
でも子ども5人、牛乳など買えなかった我が家ですから、あの、ほんのりと甘いミルクを私はそんなに悪く思えない気持ちでいます。


(写真はネット上にあった、北上市立黒沢尻北小学校のおいしそうなカレー給食です。記事の内容とは関係ありません)




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