自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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京都大学交響楽団 第183回定期演奏会

2008-07-01 | コンサート・音楽・宝塚
6月27日(金) 尼崎市総合文化センター アルカイックホールで京都大学交響楽団 第183回定期演奏会

曲目は―
ドヴォルザーク◆序曲「謝肉祭」
ベートーヴェン◆交響曲 第1番
エルガー◆エニグマ変奏曲
客演指揮/大山平一郎さん

第183回とあるように、伝統と実績のあるオーケストラです。

プログラムを読むと、実質的な練習を始めてわずか3ヶ月。団員の入れ替わる新年度をはさんで、気がついたら朝になっていた日もあったとか。

そんな努力が実力になって、評判どおりのみごとな演奏でした。
音大ならぬ、京大オケ出身のプロ演奏家も出ている名門です。

コンサートミストレスをはじめ、女子団員が威風堂々^^としていました。
(遠目にそう感じました^^)

飽きっぽく、よく客席で眠ってしまう私ですが、「エニグマ(謎)変奏曲」は楽しんで聴きました。
それぞれの楽器のソロも高レベルでした。

この曲は主題と14の変奏で組み立てられています。
各変奏には頭文字や愛称で示された人物の特徴が描かれているのですが、今後また聴く機会があれば、その説明や謎と対比しながら聴くのもおもしろそうです。

ただ、作曲者エルガーは、
「そんな深読み、謎解きをするよりも、音楽は音楽として聴いてくれ」と、語っていたそうです。
・・・というエピソードをはじめ、プログラムにはびっしり曲目解説がされていました。

演奏前に、舞台挨拶に立った、今回の定演の総務さんによると、この冊子作りにも多くの労力を割いたようです。

こんなふうに力を捧げられることがあるのは幸せですね。
一生懸命、やったことは絶対無駄にはなりません!





コメント
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