3月16日(金) 兵庫公会堂で第182回兵庫区民寄席
プチ^^おっかけをしている桂福團治さんの落語をききに行きました。
この日の出演者と演目は―
笑福亭喬介:牛ほめ
桂福矢:笠碁
桂枝三郎:転宅
桂春駒:ちしゃ医者
桂福團治:長屋の花見(貧乏花見)
まず最初の出演者、笑福亭喬介さんのマクラは落語を聞く心得「あいうえお」です。
あ:あくびをしない
い:いねむりをしない
う:うろうろしない
え:笑顔できく
お:おもしろくなくても笑う
以前違う落語家さんで聞いたあいうえおのおは、
おならをしない、もといオチを先に言わないでした。
わたし、「い」の禁を破ってしまいました。
どなたとは申しませんが・・・。
噺があまりにもさら~っとよどみなく進んで、眠くなったんでしょうね。
たとえ噛んでも、緩急のリズムがあったほうが飽きがきません。
さて、当日まで演目が発表されていなかった桂福團治さんの噺は「長屋の花見」でした。
この噺、関西では「貧乏花見」として、雨で仕事に出そびれた長屋の連中が、それぞれ家にある「お茶け」や玉子焼きがわりの「たくあん」、かまぼこがわりの「だいこん」を持って花見に出かけます。
東京の「長屋の花見」は大家さんが長屋の連中を集めて花見に出かけます。こちらも貧乏。
「お酒」はやっぱり「お茶け」です。
福團治さんは扇子で身体を支えて、おもろい^^ことをボソっとつぶやきます。
和みます。
開場前の時間、近くの市場を歩いてみました。
花屋さんと八百屋さんの目立つ市場で、平清盛ののぼりも立って、このご時世には珍しい、活気のある市場でした。