6月22日(日) 兵庫県立芸術文化センター大ホールで宝塚市交響楽団第55回定期演奏会
宝塚市制60周年記念・宝塚市文化財団設立20周年記念と銘打ったコンサートです。
曲目は―
ジョン・ヘネケン◆皆その時にかなって美しい ―世界初演―
チャイコフスキー◆ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン独奏/石上真由子さん
アンコールでー
パガニーニ◆カプリース13番
ラフマニノフ◆交響曲第3番
アンコールで―
チャイコフスキー◆くるみ割り人形から〈トレパーク(ロシアの踊り)
指揮/シズオ・Z・クワハラさん
指揮のシズオ・Z・クワハラさんは今年38歳、日本人の両親の下、東京に生まれましたが10歳でアメリカに移住したという経歴をおもちです。本格的に音楽を学び始めたのは遅かったそうですが、アメリカで音楽教育を受け、アメリカはもちろん、日本やヨーロッパでも演奏活動を続けてきました。
2009年7月からは、ジョージア州オーガスタ交響楽団の音楽監督に就任しています。
オーガスタといえば、マスターズトーナメントが開催されるゴルフの聖地ですね。
宝塚市はそのオーガスタと姉妹都市提携25周年にあたるのだそうです。
小柄な中川智子宝塚市長が大柄なクワハラさんに花束を渡すという、ほほえましいシーンもありました。
聖書の言葉からタイトルをつけた「皆その時にかなって美しい」はオーガスタと宝塚の姉妹都市25周年を記念してオーガスタ出身の作曲家ジョン・ヘネケン氏が作曲したもので、この日(6/22)、来日していて客席から舞台に上がりました。
ヴァイオリンソロの石上真由子さんは1991年生まれ。ヴァイオリンの活動歴が見事なのはいうまでもありませんが、あらまぁ現役の医大生なんですって。加えてとてもチャーミングなお嬢さんでした。
華やかかつ、とてもリラックスして楽しめた演奏会でした。