兵庫県立芸術文化センター中ホールで、オリジナルミュージカル ザ・デイサービス・ショウを観てきました。
中尾ミエさんのプロデュースです。
以前「徹子の部屋」で中尾さんがゲストの時、この作品のことを話題にしていました。
徹子さんはデイサービスの何たるかをあまり詳しくご存知ないようで、中尾さんが懸命に説明していましたっけ。
2015年の初演から2016年の再演、今年の再々演と、世の高齢化と相まってヒット作に成長したようです。
ネットからあらすじを以下にコピペしました。
かつてのスター、矢沢マリ子(中尾ミエ)と、
デイサービスに集まって来る多彩な高齢者たちが繰り広げるコメディーミュージカル。
たっぷり笑って、ちょっとだけホロリの心温まるロックンロールなストーリー。
とある高齢者施設。かつてのスター・矢沢マリ子(中尾ミエ)は、デイサービスにやって来てミニコンサートを開催。
施設には、いろんな高齢者が集まって来る。マリ子は考えた。
みんな長く生きてきた大先輩たち、持っている特技はひとつやふたつではないはず。それを復活させよう。このメンバーでショウを創ろう。
しかし、施設長は反対する。ノリ気な大多数の一方、ロックは嫌いだと突っぱねるおじいさんや見当識障害で参加困難なおじいさん、内に閉じこもってしまったおばあさん・・・ひと癖もふた癖もあるデイサービスの面々をマリ子はまとめられるのか?無事にショウはできるのか?
唱歌も童謡もいいけれど、私たちが本当に好きなのはポップス、そしてロックンロール!というおじいちゃんおばあちゃんたちの痛快ミュージカル。みんなで老後を突っ走れ!
庄司花江さんの81歳を筆頭に、尾藤イサオさん74歳、モト冬樹さん66歳、光枝明彦さん、初風諄さんなど、主要キャストの平均年齢が74歳だそうです。
まあ、観ているこちら側の平均年齢も似たようなもんです。
65歳は優に超えてるんじゃないかしら。
フィナーレのあと、出演者と観客が、ショウで歌われたナンバーの振りを一緒に教え、教わりながらやってみました。
は・は・は・・・、まさしく、デイサービスを受けているようです。
こんなサービスだったら受けてみたい。
実際年寄りでも、洋楽は童謡や唱歌よりも、身近な音楽でしたもんね。
終演後ロビーでTシャツやCDなどグッズの販売がありました。
中尾さんは障がい者就労施設を応援していらっしゃるそうで、私はその事業体で作られたお菓子を買って帰りました。