9月10日~12日まで京都に2泊3日、小旅行してきました。
日ごろ小食で食べることにあまり関心のない夫が、珍しく京都での食事場所を提案してきました。
京都は修学院離宮方面にある山ばな平八茶屋です。
創業はなんと天正年間(安土桃山時代)、約440年前です。
その歴史の中には、それこそ歴史上の人物^^が数多く登場してきます。
時代はかなり、現代に近づき^^ますが、夏目漱石もその一人。
本人自身が立ち寄ったこともある上、『虞美人草』や『門』の中にも平八茶屋の名前が見られます。
平八茶屋は料理旅館になっていて、和風サウナ、かま風呂も利用できます。
こんな由緒ある老舗料亭ですが、昼食だけに訪れた私たちにも、気持ちよく接してくれました。
そして何より、その料理の一つ一つがとても丁寧に作られ、いいお味でした。
いただいたのは麦飯とろろ膳。
麦飯ととろろなんて、食べられるけれど、特に好きではないメニューなのですが、平八茶屋創業以来の名物料理ということで、注文しました。
今までに食べた麦飯、とろろ・・・そう多くはないのですが・・・の中で一番おいしいとろろご飯でした。
高野川のほとりにあります。
桜や紅葉の時期だったら、美しい景色も楽しめそうです。
揚げ物を添えました。
デザートは季節のフルーツにアルコール分を飛ばした白ワインゼリー乗せです。
おいしいっ。
かま風呂の説明もしていただきました。
萩の禅寺から移築した築400年といわれる騎牛門。
瓦は裏表の意匠の違う一枚瓦だそうです。
・・・といったこともお店の方(若女将?)が説明してくれました。