自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

平八茶屋で麦飯とろろ膳

2017-09-18 | 食べもの・飲みもの

9月10日~12日まで京都に2泊3日、小旅行してきました。

日ごろ小食で食べることにあまり関心のない夫が、珍しく京都での食事場所を提案してきました。
京都は修学院離宮方面にある山ばな平八茶屋です。

 

創業はなんと天正年間(安土桃山時代)、約440年前です。
その歴史の中には、それこそ歴史上の人物^^が数多く登場してきます。

時代はかなり、現代に近づき^^ますが、夏目漱石もその一人。
本人自身が立ち寄ったこともある上、『虞美人草』『門』の中にも平八茶屋の名前が見られます。

平八茶屋は料理旅館になっていて、和風サウナ、かま風呂も利用できます。

こんな由緒ある老舗料亭ですが、昼食だけに訪れた私たちにも、気持ちよく接してくれました。
そして何より、その料理の一つ一つがとても丁寧に作られ、いいお味でした。

いただいたのは麦飯とろろ膳
麦飯ととろろなんて、食べられるけれど、特に好きではないメニューなのですが、平八茶屋創業以来の名物料理ということで、注文しました。
今までに食べた麦飯、とろろ・・・そう多くはないのですが・・・の中で一番おいしいとろろご飯でした。

 

高野川のほとりにあります。
桜や紅葉の時期だったら、美しい景色も楽しめそうです。

 

揚げ物を添えました。

 

デザートは季節のフルーツにアルコール分を飛ばした白ワインゼリー乗せです。
おいしいっ。

 

かま風呂の説明もしていただきました。

 

 

 

萩の禅寺から移築した築400年といわれる騎牛門
瓦は裏表の意匠の違う一枚瓦だそうです。
・・・といったこともお店の方(若女将?)が説明してくれました。

 

 

 

コメント
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