自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

養老先生、病院へ行く、 まる ありがとう

2022-09-06 | 

『養老先生、病院へ行く』(エクスナレッジ)~養老孟司、中川恵一
『まる ありがとう』(西日本出版社)~養老孟司、写真・平井玲子(秘書)
を続けて読みました。

 

養老孟司さんは没後11年経っても私が敬愛してやまない北杜夫さんと同じように、医師で、物書きで、昆虫好きです。
養老さんは患者さんを診たり、亡くなる場面に遭うことができなくて、始めから亡くなっている人を相手にする解剖学者になりました。

メディアでも人気者になっていた飼い猫のまるは2020年の暮れに亡くなりました。
まると養老さんは空気のように18年寄り添っていました。

2020年は養老先生にとっても、大きな変化があった年でした。
体調不良で26年ぶりに受診した東大病院で心筋梗塞が見つかり手術、続けて白内障の手術まで受けました。

養老先生はまるのいない日々を「心にぽっかり穴があいた」という言葉では言い表せないと言いつつ、淡々と過ごしています。

 

今夜(9/6)の甲子園、阪神はヤクルトに、延長11回まで戦って6-8で負けました。
粘りの差ですかね~。闘争心のなさですかね~。
ホームでのサヨナラ勝ちが少ない、イヤできない阪神です。

 

 

コメント (4)
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