難問。
2009年02月10日 | 酒
ふと思ったこと。
「日本酒の賞味期限ってどれくらいですか?」といったご質問を年に何回か頂戴します。でも、「ワインの賞味期限って…」とは聞かれたことがないと唐突に気付きました。なんでかな?まぁそれは置いといて…
どちらも飲む時期によって味わいが変わることは知られておりますが、それではどの時点での味わいが最も美味しいと言えるのか… 嗜好品だけに決めつけられないんですよねぇ。もちろん製法などによって一般的に語られてる飲みごろが無いわけではないんですけど、例えば まだ黄緑っぽいバナナと熟して茶色くなったバナナのどちらを好むかは食べる人のお好みですから、どちらが正解とは言えないでしょ。若くて歯ごたえがあるバナナが好きな人が見たら、茶色くて軟らかくなったバナナは賞味期限切れの部類かも知れませんが、その状態になるまでわざわざ我慢して待っている人だって居られますからね。一概には言えませんわ。
ただ、瓶詰めされたお酒は果物と違って外見での判断は難しいので、その時の判断基準の一つとして製造日を見ていただけたら、と思います。この日付のものをこのように保管していたから、きっとこんな味になってるはず…ってな具合に。初めて飲むものでしたら酒屋さんに聞いてみるのが一番よろしいかと。
なんだか良く分からない話しになってしまいましたが、とどのつまり、お酒の賞味期限は明確には言えないと思います。
こんな答えじゃダメでしょうか?