マイタのブログ

新潟県新潟市西区鳥原2595-8 前田商店 TEL 025-377-6327・FAX 025-377-7981

続・佐渡の酒米

2011年09月20日 | 酒 2011年

「米はもともと亜熱帯の植物なので古代の遺伝子を残している酒米稲は温暖な西日本に適している。」

と 唱える専門家のかたもいらっしゃいますが、今や土地土地に合った品種と栽培技術の進歩、農家の皆さんの努力により各地で高品質な酒米がつくられているのも周知の事実でして、先の「越淡麗」もそうですし、こちらの「五百万石(ごひゃくまんごく)」もまた然り。

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籾(もみ)すり作業真っ最中の栽培農家・本間さんのお宅にて。

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米粒の内部に白い部分が確認出来ます。いわゆる「心白」ですね。酒米の重要な要素とされていますが、蔵元さんの中には軽視して居られるかたもいらっしゃったりして。

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栽培農家の本間さんと蔵人兼農家のクニちゃん。何か話していますが機械の音で聞こえませんな。

汗びっしょりになって動き回る本間さん、いい酒米をつくって下さいましてありがとうございます。

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本間さんの五百万石は金鶴の純米酒「風和(かぜやわらか)」になります。

「酒造好適米は酒造りに適している米であって、良い酒が出来ると保障されるわけではない。」・・・前出の専門家がそのようなこともおっしゃっていましたねぇ。つまりここからは酒蔵の腕の見せどころ、私なんぞが言わずとも蔵のかたがたは心得ておられると百も承知でお願いいたします。

「今年もいい酒 造って下さいね。」

                                     ・・・つづく、かな?

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