近くの子供会が廃品回収をされまして、我が家に空き瓶を持って来て下さいました。毎年この時期の恒例行事です。
失礼ながら決して世帯数が多いとは言えない地域ですが、これほど集まるのですからご近所さん同士の協力体制が整っていることがうかがえますわ。素晴らしいことです。一升瓶はほとんど地元のお酒の瓶、新潟といえどもこのような傾向はそれほど古くから見られたわけではないんですよ。まぁその辺の話はまた後日としまして。
分かり切っていたことですが、ビール瓶の数は以前と比べると著しい減少ですわ。今や自宅で飲むのは缶が主流ですからね。来客時にも缶からコップに注ぐのが然程おかしく感じられなくなってきたそうですし。ともすると缶ビールをそのままお客さんにお出しするなんてことも・・・ それはいささか極端な例でしょうけど、そもそも昔と違って人が訪ねて来て一緒に酒を飲む機会も少なくなってますからね。現代の若者がお酌の仕方など知らないのも不思議ではないのです。見たこと無いんですもの。
ただ、グローバルな環境になったことで以前よりも日本文化に関心を寄せて下さる外国のかたも増えておりますので、私らの年代以上に これから社会に出る人たちは飲酒の作法も知っておいたほうがよろしいかと存じます。難しく考えずとも池波正太郎さんの本を読むだけで かなり身につくと思いますけどね。
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空き瓶を数え終わって ふと目をやると、夏椿が今にも咲かんばかりに・・・
明日の早朝には開いてますな。
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