やっぱり荒れてましたね。予報ではそのように言ってなかったはずですが・・・
しかしフェリーに乗ってしまったからには今さら後悔しても始まりませんし、先のことを考えて行きましょう・・・船酔いしないようにしながら。
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そして無事到着。例により佐渡の加藤酒造店さん(金鶴醸造元)に。
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今回は新しい麹室(こうじむろ)での作業の様子を見せていただこうとの目的です。
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新しいサーマルタンクの脇を抜けて階段を上がると・・・
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このような光景が。
画像下方に見えますは発酵中の「もろみ」です。企業秘密は無いと思いますが、杜氏のマサルさんにお会いできなかったので、どこまで喋っていいかの了承をいただいておりません。
ということで、解説は無しで。
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この周囲はとても良い香りが漂っております。
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さらに上階の本丸へ。
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おっと、すでにこの状態。
この奥が麹室なんですが、ひとまずここで撮影を。
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これは蒸したお米に麹菌を繁殖させた、いわゆる麹(こうじ)と呼ばれるもの。この麹の役目は 主に後の工程で別に蒸したお米を溶かしてデンプンを糖化させ、酵母がアルコール発酵を行うための準備をすることです。
室(むろ)の中では麹菌が繁殖し易いように室温を30℃ほどに保ち、麹の種菌を振りかけた蒸米を広げたり大きく丸めて布で包んだりして、約2日かけて麹菌が蒸米にいい具合に喰い込むようコントロールします。
ここは室温が3~4℃かな?広げた麹に筋などの模様をつけるのは、表面積を大きくして品温を下げ、乾燥しやすくするためです。
詳しくはマンガ「夏子の酒」をお読みください。
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麹室の中の作業を撮影させてもらおうと思ったのですが、流れで麹造りの作業を手伝うことになり、写真はここまで。
何年ぶりかの仕事は「難しい」のひとことですわ。室温が高いのと珍しく真剣に働いたのとで汗ダラダラでした。酒質に悪影響が出ないようにとの緊張もありましたし。
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そうこうしているうちに夜になり、相川の焼鳥屋さん「金福」で蔵の人たちと一杯。有名なお店で入れないこともあるそうですから 美味しい焼鳥を堪能しながら語り合えたのは幸運でしたね。
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・・・補足ながら、私は酒屋ですからお酒を買っていただくのが仕事です。
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