日本酒って、名称なのか規格なのか製法なのか良く分からない文言がラベルに大きく書かれてたりして紛らわしいのが多いよなぁ・・・と、前々から思っています。
理屈っぽい話しは嫌がられそうですが、毎年この時期になるとどうしても言いたくなってしまうんですよ。
例えば「特定名称酒」というもの。国税庁の決めごとでは下記の8種に分けられます。
・吟醸酒
・大吟醸酒
・純米酒
・純米吟醸酒
・純米大吟醸酒
・特別純米酒
・本醸造酒
・特別本醸造酒
以上はそれぞれ所定の要件を満たしたものに表示してもいいことになっています。
そしてこれらの肩書を表示したい場合はラベルに精米歩合(「原料米をここまで削りました」を数値化したもの)も書かねばなりません。
さらに任意記載事項として
「原酒」… 製成後、加水による濃度などの調整を行っていないもの
「生酒」… 加熱処理を一切しないもの
他に「生貯蔵」、「樽酒」などもありますがここでは省略します。
さあ ややこしくなってきましたが、ここまでが「表示するためには公の決まりがある」ものです。
ということは、日本酒のラベルによく見られる「しぼりたて」とか「ひやおろし」、「無濾過」なんて表示には決まりが無いの? ってことになりますわねぇ。
そうなんです。ほぼ自主規制的な文言とご理解いただくのがよろしいかと存じますわ。 ああややこしい。
というわけで、その自主規制の在り方を注視して納得できるものをおすすめいたしたいと常々思っております。
そのひとつが こちら。
笹祝 ひやおろし
720ml 1,404円(税込)
本日入荷しました。
では、日本酒で乾杯!