去年の春先から夏にかけて品切れが頻発した「三河みりん」でしたが、その後ちょっとずつ回復し、今ではほぼ元通りになったようです。ひと安心ですわ。完成までに二年の月日を要するみりんですからね。在庫が無くなっていた期間はお客さんにご迷惑をおかけしましたが、じっくり時間をかけることで醸成される美味しさ、時短ではつくれない風味というものがあることは私よりもよく知っているお客さんが多いので助かりましたわ。品薄になったからといって未成熟の商品を早出しされるほうがかえってお客さんに迷惑をおかけすることになりますからね。
昨夜は かーちゃんが同じ具材の煮ものを別々の鍋でみりんだけ変えて作ってくれました。みりんの違いがどれほど料理に影響するかの実験ということで。
どっちが三河みりんか知らされずに出してもらい、それぞれ試食・・・
年齢とともに味覚は鈍ると言いますから、もしかしたら違いが分からないかも…と思いながら食べましたが はっきり分かりましたよ、悩む間もなく。これがこっちだね、旨味が食材と融合してるわ♪( ^ω^ )
もう一方のものも発酵調味料やみりん風調味料ではなく、ちゃんとしたみりんです。それでもこんなに違うんだねぇ、と あらためて思いましたよ。
他にも美味しいみりんは数々あると思いますが、ウチはこれをおすすめしますわ。
角谷文治郎商店 純もち米仕込み
三河みりん 700ml 1,122円(税込)
お料理上手な奥さん御用達、たまに料理するお父さんにも強い味方ですぞ。
それではどうぞよろしくお願いいたします。(^.^)
角谷文治郎商店 三州三河みりんを語る
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