法被(はっぴ)と半纏(はんてん)、本来違うものだったようですが今ではほとんど同じ意味で使われています。ザックリひとことで言うと「はっぴ」は江戸時代に身分の高い人たちが羽織として着用した正装というかオシャレ着的なもので、「はんてん」は職人さんや商売屋の人たちが自分の所属先をアピールするユニホームとして着ていたもの・・・ というのが私の認識。他の説もあるようですので決めつけているワケではありませんけど、大きく外れていることは無いと思います。
なので私は過去によく仕事中に着用していたものを常に「半纏」と呼んでいます。どっちで呼んでもいいらしいのですが、商人としての自分に関しては一応区別しておきたいので。
ちなみに下の写真は孫ジイさんの仕事着だった半纏です。「重」とは砂利屋の親方だった孫ジイさんの名前「重助」から。伊達者だったのか見栄っ張りだったのかわかりませんが、けっこう良い生地でつくられているようですわ。
「とっくり」と「おちょうし」とか、「そうめん」と「ひやむぎ」とか、似てるようで違うんだけどどっちでもいいような使い方をされているような言葉はたくさんありますよね? でも言葉の意味は時代で変わると言いますから問題ないと思ってます。というか、私の言葉の使い方こそ問題ありですので。(^_^.)
そればかりか誤字脱字も多い「マイタのブログ」ですが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
それでは本日も日本酒で乾杯!(^o^)丿
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