整理していたら、自分では買わないであろう本が出てきました。
あぁ、そういえばかなり前に兄からもらったんだった。過去に一回は目を通したと思いますが、正直言って何も覚えておりませぬ。パラパラっとめくって目をやると・・・ こんなことも書いてあったのね。
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トマトとメロン
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トマトにねぇ
いくら肥料をやったってさ
メロンにはならねんだなぁ
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トマトとね
メロンをね
いくら比べたって
しょうがねんだなぁ
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トマトより
メロンのほうが高級だ
なんて思っているのは
人間だけだね
それもね
欲のふかい人間だけだな
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トマトもね メロンもね
当事者同士は
比べも競争もしてねんだな
トマトはトマトのいのちを
精一杯生きているだけ
メロンはメロンのいのちを
いのちいっぱいに
生きているだけ
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トマトもメロンも
それぞれに 自分のいのちを
百点満点に生きているんだよ
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トマトとメロンをね
二つ並べて比べたり
競争させたりしているのは
そろばん片手の人間だけ
当事者にしてみれば
いいめいわくのこと
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「メロンになれ メロンになれ
カッコいいメロンになれ!!
金のいっぱいできる メロンになれ!!」
と 尻ひっぱたかれて
ノイローゼになったり
やけのやんぱちで
暴れたりしているトマトが
いっぱいいるんじゃないかなぁ
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ご存知の方も多い「相田みつを」さんの本から抜粋しました。勝手に載せると怒られるのでしょうか?だとしたら後で削除します。
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最近よく言われてる、「親の過剰な期待が 子どもを追い込む」ということに通じるようですね。先日の講演会でもそのような話がありましたわ。
こういうのを見たり聞いたりすると、自分はそんな人間とは違う…と思うのですが、それは自分が思っているだけで、客観的に見たら当てはまっている部分があるかも知れません。自分のことって意外と分からないですからね。
まぁ こんな本が一冊 ウチにあってもいいかな。また読むかどうかはわかりませんけど。
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