当店の隠れた人気商品、「キリンレモン」と「キリリオレンジ」 どちらも小瓶。今ではなかなか目にすることが無くなったというか、人によっては始めて見たとのお声も…
2年ほど前から洒落で店の冷蔵ショーケースに並べていたんですけど、近くの公園に遊びに来る子どもたちが見つけて、ここ最近ブームになっているようなのです。
内容量が200mlですから100円以下で買えることと、空き瓶を返すと「10円もらえる」のが大きな魅力みたいですね。
ガラス瓶からアルミ缶を経てペットボトルへと移り変わったジュースの容器は、より便利な生活を求めた結果の一例ですから否定するつもりはありませんが、リサイクル出来る容器を返却する行為は必ずしも煩わしいわけではないのだと、今の子どもたちから教わった気がしますわ。さらに王冠を開けた経験が無いので「斬新な遊び」にも感じる世代だということも合わせて。
「このフタ、どうやって取るんですか?」
「この栓抜きを使うんだよ。」
やり方を教えた上で、自分でやってごらん と促すと興味深々のワクワク顔で挑戦(大袈裟ですが)。最初のうちは勢い余ってこぼさないように 瓶の下の方をおさえてあげますけどね。
こんな当店ですが、「喉が乾いたら公園の水をのめ。」などと、商人にあるまじき言動で 追い払うように接することもあります。お金の価値と我慢することと水の美味しさを少しずつでも学んで欲しいですからねぇ。それもあって然程売れてないんですけども。
何さまの気になっているんだとお叱りを受けるかもしれませんが、昔の大人は自分の子じゃなくてもいろいろ躾けてくれましたからね。「ウザいオッサン」と呼ばれたら最高の賛辞ですな。
・
・
・
・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます