そうなんだってさ。
当店敷地内の隅に設置されている郵便ポスト。
毎年「敬老の日」が近づくと保育園の子どもたちが保育士さんに引率されて じいちゃん、ばあちゃん宛てに書いた手紙を投函しにやって来ます。今年もたくさんの園児たちで店の前が賑やかになりましたわ。
「こんにちはー。」
「ここ酒屋さんだ!」
「のどが渇いたー。」
だいたいいつもこんな台詞を発しながら子どもたちがにじり寄って来るんですけどね、今年は新しいフレーズが・・・
「髪の毛 なにで固めてんの?」
「お酒はどうやって造るの?」
・・・保育園児とは思えない大人びた言葉、そういう時代なんですな。
「髪の毛はジェルでセットしてるんだよ。」
「お酒は精米されたお米を水で・・・」
髪の話しはともかく、立場上お酒の製法について間違ったことは言えないのですが、モタモタ答えていては時間が押して保育士さんに「オッサン、空気読めよ!」とヤキを入れられるのではなかろうかと身の危険を感じた私、ニコニコ笑って「ほ~ら、先生が並んでくださいって言ってるぞ~。」とスルー。
何人かが投函前に手紙を見せてくれました。
そこには複雑な曲線で描かれた難解な図形が並んでいましたが、じいちゃんもばあちゃんも大喜びしてくれるでしょう。
あとで気付いたのですが、一年前の今日も同じテーマでした。http://blog.goo.ne.jp/1420165/e/e53503fb25eaaf2fc4d5295495f627de
いただきもののアオリイカ。
ありがたくちょうだいします。 (http://blogs.yahoo.co.jp/passol_ww_natrium/40179431.html)
ニンニクと炒めたのも絶品でした。
あぁ幸せ・・・
季節の味は間違いなく日本酒によく合いますね。ごちそうさまでした。
ちょっと間が空きましたが佐渡のクニちゃん(金鶴の蔵人 兼 酒米農家の佐々木邦基くん)から新しいレポートが届きましたのでご紹介いたします。
すでに12回目なんですねぇ。
金鶴 酒米日記
「ササキの掲示板・その十二」
五百万石稲刈り
蔵では来月からの仕込みに向けて、掃除が始まりました。仕込み計画や造りの打ち合わせなどもあり今年も酒造りの季節が来た事を実感します。
田んぼでは契約農家の五百万石(ごひゃくまんごく)の稲刈りが終わったところです。
風和や風和生、にごり酒になるお米はよい実りとなりました。
今月20日頃から精米が始まりいよいよ蔵の作業もスタートです。
刈り取られた籾は乾燥、籾すりを経て出荷され、蔵に入り精米へと流れていきます。
籾以外の葉っぱや茎などの稲わらはコンバインでカットされた後トラクターですきこまれ土に帰されます。それらは来年の稲の肥料となります。
稲刈りは来年の米作りのスタートでもあります。また、稲刈りを終えた五百万石の田んぼにはトキが4羽訪れてサギと一緒に餌を食べていました。
ガラケーによる撮影のためよく見えませんが。
ほとんど1日滞在していたようです。 ささき
五百万石は新潟の代表的な酒造好適米、この実り具合でしたら今期のお酒も良く出来そうですな。
いつも忙しい中 クニちゃんありがとう。
では皆さま、これからも金鶴をよろしくお願い申し上げます。
*「五百万石」・・・
酒造好適米の品種のひとつで1957年に命名されました。菊水と新200号の交配種。名称は同年の新潟県のコメ生産量が五百万石を突破したことから付けられたといわれております。広い地域で栽培されている代表的な酒米のひとつ。
予約いただいている仕事無し、消防団のお役目も無し、その他なにも用事無しの日曜日って実は結構珍しいのですよ。
さて、ではのんびりと新潟漆器の展示を見に行きましょう・・・ と思ったら「期間が終了しました。」
では気を取り直して別の展示会に変更を・・・ と思ったら「開催は来週からです。」
ということで、感性を磨くために書家の記念館を訪れることに。
車を走らせ20分ちょっと、思ったよりも分かり難い場所ですが、当店に来てくださるお客さんの御苦労を思えばどうってことありませんわ。
さて到着。
ずいぶん地味な建物 そこがまたいいですねぇ。では入りましょう・・・ と思ったら貼り紙が、
「臨時休業」
ですと。
ことごとくついていないと思うこともできますが、逆に考えれば極めて低い確率に当たったわけですから幸運なのですよ。驚くほどに。
ではその運を高めるべく 新潟市で一番古いと言われているお社へ寄って。
延喜式内古社 御鎮座 千二百年のお力をお分けいただいて帰宅。明日からのパワーアップした私に乞うご期待。
玄関前では「ミヤマキリシマ」の管理人さん(カエルですから人というのはヘンですけど)が若葉のチェック中。
おかげで緑が濃くなったようです。
では、本日はこの辺で失礼を。
昨夜は上弦。
見事な半月、これから少しずつ膨らんで丸くなっていきます。
こちらも同じく「上弦の月」。
栓を開けてから日々変化する様は まさにその名の通りですわ。
金鶴 純米大吟醸 「上弦の月」
きんつる じゅんまいだいぎんじょう じょうげんのつき
720ml 2,750円 ・ 1.8L 5,500円
入荷いたしました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〆張鶴 純米吟醸 越淡麗
しめはりつる じゅんまいぎんじょう こしたんれい
1.8L 3,758円 720ml 1,903円
入荷しました。
お酒はなんでもかんでも冷やしさえすればいいってものではありませんので、商品によっては倉庫の温度変化が少ない場所に光を遮って保管しているものもあります。詳しいことはお尋ねください。
よいお酒を、よい状態で。
では、本日も日本酒で乾杯!
日本酒って、名称なのか規格なのか製法なのか良く分からない文言がラベルに大きく書かれてたりして紛らわしいのが多いよなぁ・・・と、前々から思っています。
理屈っぽい話しは嫌がられそうですが、毎年この時期になるとどうしても言いたくなってしまうんですよ。
例えば「特定名称酒」というもの。国税庁の決めごとでは下記の8種に分けられます。
・吟醸酒
・大吟醸酒
・純米酒
・純米吟醸酒
・純米大吟醸酒
・特別純米酒
・本醸造酒
・特別本醸造酒
以上はそれぞれ所定の要件を満たしたものに表示してもいいことになっています。
そしてこれらの肩書を表示したい場合はラベルに精米歩合(「原料米をここまで削りました」を数値化したもの)も書かねばなりません。
さらに任意記載事項として
「原酒」… 製成後、加水による濃度などの調整を行っていないもの
「生酒」… 加熱処理を一切しないもの
他に「生貯蔵」、「樽酒」などもありますがここでは省略します。
さあ ややこしくなってきましたが、ここまでが「表示するためには公の決まりがある」ものです。
ということは、日本酒のラベルによく見られる「しぼりたて」とか「ひやおろし」、「無濾過」なんて表示には決まりが無いの? ってことになりますわねぇ。
そうなんです。ほぼ自主規制的な文言とご理解いただくのがよろしいかと存じますわ。 ああややこしい。
というわけで、その自主規制の在り方を注視して納得できるものをおすすめいたしたいと常々思っております。
そのひとつが こちら。
笹祝 ひやおろし
720ml 1,404円(税込)
本日入荷しました。
では、日本酒で乾杯!
残暑厳しいながらも 秋晴れのいい天気。
そのおかげでしょうかね、今日はいつになく人が来て下さいますわ。
お客さん
業界の営業の人
酒蔵の社長さん
そして下校途中の小学生R君が、
「こんにちは。を言いに来ただけだよ。」とニコニコ顔を見せてくれたり。
ありがたいですねぇ。
こんな酒屋ですが、これからもよろしくお願い申し上げます。
洗濯板雲の下の酒屋より。(そんな名の雲ねーよって話しですな)
毎度の台詞で恐縮ですが、限定商品につきましては入荷してからどれくらいの期間で売り切れるか予測が出来ません。俗に言う「売り切れ御免」なのです。
「まだあると思ったのに・・・」
と、先日も言われてしまいました。折角ご来店くださったのに申しわけありません。
そのような理由により、限定商品はお早めにお買い求めいただくことをおすすめいたします。
なお、お買い上げ後の商品を当店でお預かりすることは可能ですので ご希望の際はお申し付けください。(注意事項がありますが)
これからの季節はとくにそのようなお酒が増えますので、予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
残暑が厳しい毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
我が家のカエルは すっかりかーちゃんの行動パターンを把握し、セロジネに水をやる時間になると葉の上に出て来て行水の準備をして待つようになりました。
そろそろシャワーの時間なのでノコノコ出てきたのだ。
準備OK!
ちょろちょろ~っ
もうちょっと強くしてくんなせや。
ジャバジャバ~ッ
う~ん、気持ちいいのだ。
滑らないように左足を葉の淵にロックするのだ。
ズルズル~~ッ
かーちゃんシャワー強すぎーーーっ
あれーーーーーーーーっ
ロック解除ーーーーー!
そのままウォータースライダーに変更したようです。
めでたしめでたし。
えっ
藤堂新一が新潟に?
マニアックネタですみません。テレビドラマの話しでして。→ http://www.ntv.co.jp/soshitedaremo/
見るともなしに第一話を観てしまってから、ツッコミどころ満載の展開にハマってしまいました。
明日が楽しみです。(競馬場には行きませんよ。)
新潟市で行われる日本酒の催しのお知らせです。
写真左より
① 「酒の国にいがたの日」 全国一斉日本酒で乾杯!
【日 時】 10月 1日(土) 17:00~19:00 (18:00 一斉乾杯)
【会 場】 古町6番町
【内 容】 1,000円で7枚つづりのチケットを購入し試飲できます。(オリジナルお猪口 1個付き)
試飲チケット 1,000枚 当日限定販売
【お問い合わせ先】 新潟清酒達人検定協会 ℡ 025-229-1218
②「日本酒LOVERS」のためのNIIGATA・O・C酒まつり
【日 時】 10月12日(水) 18:30~20:00 (受付 18:00)
【会 場】 アートホテル新潟駅前店 4F 越後の間(旧ラングウッド新潟)
【内 容】 2,000円会費で34蔵のお酒を試飲できます。(軽いおつまみあり)
【定 員】 300名
【お問い合わせ先】 新潟清酒産地呼称協会 ℡ 025-225-0620
③「日本酒のプロ」のためのNIIGATA・O・C試飲会 *飲食店さま・酒販業者対象
【日 時】 10月12日(水) 14:00~17:00 (受付 13:00)
【会 場】 アートホテル新潟駅前店 4F 越後の間(旧ラングウッド新潟)
【内 容】 参加費500円で34蔵のお酒を試飲できます。(軽いおつまみあり)
【お問い合わせ先】 新潟清酒産地呼称協会 ℡ 025-225-0620
①は土曜日ですから、そのまま飲みに行くのもいいですね。
ちなみに10月1日は「日本酒の日」。うちの息子の誕生日でもあります。
では、本日もいつもの如く 日本酒で乾杯!
今週土曜日の「ブラタモリ」の舞台は佐渡。
佐渡と言えば「金鶴」・・・と持っていってしまうのがマイタのブログの常套手段ですが、たまには違う角度で。
例えば大野亀とか。
少し南下して石名の象牙杉(天然杉)とか。
さらに下がってドンデン山だったり。
と、今回は大佐渡の上半分で止めておきます。
多分テレビでは金山とかがメインでしょうからそちらはお任せということで。
佐渡つながりでこちらもどうぞ。素晴らしい動画です。
オンラインサロンプラットフォーム・シナプス「堂々と、佐渡島。」
では、本日も金鶴で乾杯!