プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

どうしようもないキット

2006-02-19 01:19:08 | PROTAR
プロター追悼作品展in西南堂で、開催前日に作品を搬入しに行った時にプロタージャパンの岡部さんや軽部さんとお会いする事が出来ました。

岡部さん曰く、こんなどうしようもないキットを見事に作り上げる軽部さんや皆さんのお陰でプロターファンを広げる事が出来感謝しています、と。

そのどうしようもないプロターに底知れない魅力を感じ、僕としては3作目のプロターに取りかかり始めました。

プロターを知らないモデラーなら箱を開けた途端にうんざりする事間違いなしのキットですが、その内容たるやキットとは名ばかりの単なる素材その物の詰め合わせです。
あくまでも作り手が主人公で、キットを生かすも殺すも作り手次第、時間と手間を掛ければ掛けるほどこのキットは生き生きと形を現してくれます。

とは言え、作り手のスキル、方向性、イメージの持ち方は千差万別。
同じキットで作られた作品でも作者が違う事を明確に伝えてきます。

この「どうしようもないキット」とまた長い時間を共に過ごそうと、既にプロヴィーニおじさんも僕の傍らにご降臨された様です。