ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

作業台をゲット!

2008年08月14日 22時55分26秒 | スローライフ(手作り)

 昨日、知り合いの人から、2台作ったので1台どうぞといううれしい申し出を受けて、布ぞうりの作業台をいただいてきました。私の本に載っていたのとも違い、こちらはとてもよくできています。角が直角ではなく、角度が大きいので、上から引っ張るのにちょうどよく考えられています。うれしくて、せっせと作り始めました。カルテット仲間にと思って作ったのが、これです。

 そして、作業台で作りかけだった布ぞうりの完成品がこちら。

 しかし、どうも納得がいきません。

 赤いほうは、左側を作り直したのに、まだ納得がいかないのです。今日、猫砂を買いに多摩境のカインズホームに車ででかけたとき、ついでに、PPロープの8ミリを買ってみました。今までは芯に使っていたのが6ミリのものだったのです。本には数種類の基本の材料が載っていて、たったひとつ、6ミリ指定があり、ほかはすべて8ミリだったのでした。そして、帰宅後、その太い芯で作ってみたら、それはそれはえらい違い!編み始めてのつま先の部分がきちんと大きく丸い形にできたのです。これはすごい!と思いました。太いほうが、形を作りやすかったのです。そこで、結局、納得いかなかった写真の赤い布ぞうりも、解体して8ミリロープで作り直しました。

 夫は、布ぞうりの流行には何か、許されざる意図があるようだと疑っています。きっと、階段などで滑って怪我をするとかで、布ぞうり製作者が糾弾されるとか、不穏なことが起きるから、お前はそんなものを作るな、というのです。余りにも深読みする夫に、私は絶句するしかありません。まあ、プレゼントするにしろ、階段のない、マンション住まいの人ならいいのか?という程度・・・。夫は、なぜだか、布ぞうりを嫌悪しています。

 でも、まるで夏休みの宿題のように、集中して作っているのは楽しいものです。作業台を手に入れ、8ミリロープを芯にしたら、もう私は完全に布ぞうりをマスターしました。

コメント
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