ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

オーケストラ!

2010年09月13日 21時02分45秒 | 映画

 昨日、下高井戸シネマで、映画「オーケストラ!」を見ました。友の会の更新をしたのに、肝心のカードを忘れてしまい、チラシ持参の割引ではいりました。

 映画は、クラシック好きにはたまらない内容でした。でも、ちょっとストーリーには無理があるような気がしました。この映画の監督は、「約束の旅路」というある意味イスラエル贔屓の映画を作った監督だったのです。

 毎年夏と冬に、ヴァイオリン弟子仲間3人で合奏と宴会をするのですが、前回で話上手な友人がお薦め映画のストーリーを話してくれたのが、その「約束の旅路」だったのです。いつもなら、彼女の引き込まれる話に私ともう一人が夢中になるになるのですが、今回は難しい中東の地の話で、特に私はイスラエルよりもパレスチナに思いがあるので、どうしても賛同できない映画だったのです。その同じ監督とは知らずに、この映画を見てしまいました。音楽への思いからは感動はありました。でも、その背景としての構図には、どうしてもまたか!と言わざるを得ません。どうしても、ブレジネフ時代にそれほどのユダヤ人芸術家への弾圧があったとは思えないのです。たとえあったとしても、ペレストロイカからは名誉回復があったはず。

 虚構としての娯楽映画では、大変楽しめる内容です。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、あまり思い入れはなかったのですが、相当好きになりましたよ。それに、久しぶりにバイオリンを弾きたくなりましたし!

 ストーリーの根っこにある前提が、すべてこのユダヤ人迫害というのは、すべての時代で共通する7テーマだとはとても思えません。逆に、何か意図があるのではとかんぐってしまいます。

 9.11テロは確かに許せないことです。だからといって、イラク戦争に流れる理由がわかりませんし、アルカイダがイスラム世界の中心ではないはずです。9.11のあの場所の近くにイスラム寺院を建設することこそが、平和へのステップになるとは思わないのでしょうか?私は、キリスト教原理主義のほうがよほど恐ろしいと思いますけど。

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かわいそうに・・・

2010年09月13日 16時56分03秒 | 日常

 先日、古いシェーバーを修理にヨドバシカメラ新宿店に持っていったのですが、結局修理はできないということで、それを引き取りに行き、同じフィリップスで新しい製品を夫が買ってきました。そのとき、買った後で同じ売り場に戻り、替え刃がいくらくらいするか見ていたら、フィリップスの社員と思われる男性が夫をどやしつけたそうです。一体、どういう社員教育をしているのでしょう!?

 別に夫は替え刃を盗もうとしたわけじゃないのに、なんだかかわいそうな目にあったようです。その話を聞いた私は怒り心頭、訴えてやる!といきまいてしまいました。結局、フィリップスのサイトで苦情を書いたのですが、「次の画面」に行かないでエラーになってしまい、悔しくてこうして世間に公表したわけです。

 だいたい、人前で怒鳴るとか、本当にいやなものです、その場にいる周りの人間にとっても。最近、怒っている人、怒鳴っている人が多くなったような気がします。世の中、おかしいんじゃないかな。余裕がないのは、お金だけじゃないのかも。

 せめて、気持ちだけでも余裕をもって、笑顔で応対してもらいたいではありませんか。

 私も、仕事でも疲れているし、正直、余裕がなくなってきています。でも、来月下旬には3年びりでいよいよ最後(のつもりです)の父の絵の展覧会をするのです。もう、夫はあてにできないし、大変だー。来月22日から27日まで、荻窪に来てくださいね!

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