浅田真央さんのお母さまが亡くなられ、本当におつらいと思います。彼女が言っていたように、今はお母さまが身近にいると感じられるのでしょう。
かつては、生と死は本当に身近に感じるものだったと思います。いつのまにか、あまり死に直面することがなくなり、ニュースの殺人事件やドラマでしか、ということもあって、おかしな具合になってしまっているのかも。成人する前、思春期の頃にたいていは、祖父母の死に直面したものですが。
長寿になりすぎるのも、どうなのかしら。年金のために定年が伸びる、そして若者の雇用が減るということになったら、なんだかいびつな世の中になりませんか?
私は母を30代のときに亡くしました。それから、母を悲しませたくないからという歯止めがなくなり、死を遠いものと感じなくなりました。それはそれでよかったのかも。
母という存在は、大きなものです。早く喪失感から立ち直ることを願います。必ず見守っていますからね。