ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

三春シェルターの閉鎖

2015年12月21日 15時56分01秒 | 社会

 我が家の家族、ハッチを引き取った郡山の三春シェルターが、今月で閉鎖になるというお知らせをいただきました。あの東日本大震災のあと、保護したペットや動物たちがついに、すべて飼い主の元や新しい里親に引き取られ、目的が達成しての閉鎖となったこと、本当にうれしい限りです。

 こちらに、その案内があります。

 うちのハッチは、去年、郡山から引き取りました。もううちに来て1年以上が経ちました。すっかり家族になって、甘えん坊のお嬢ちゃんです。ただ、元来が臆病で、急におびえたりします。どんな経験をしたのか、想像すると気の毒でなりません。

 大地震ということがあったので、ペットと飼い主がどうしても離れざるを得なくなりましたが、そうじゃない日常でも、ペットを捨てるという現実があります。捨てるということが、どれだけペットを傷つけるか、もし自分がそうされたらということを、少しでも考えてみてください。それはまさしく虐待なのですから。

 夫が亡くなって3年経ち、一人で生活することを覚悟していましたが、縁あってハッチと暮らすことになり、今はとても幸せです。この子のためにも頑張らなくてはと思います。

 世の中が今後どうなるのかはわかりませんが、割を食うのはいつも弱者です。ペットもその弱者なのです。どうか、ペットがこれからも幸せに暮らしていけますように。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする