ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

クリスマスも過ぎました

2015年12月26日 10時00分59秒 | 日常

 あらら、もうクリスマスの飾りを片付けなくては。夫がなくなってから3年半、ようやく飾る気にはなったのですが、片付ける気にはなりませんかな?

 今年は、いろいろありました。総括?

 まず、仕事を辞めたこと。そして、就活もうまくいかなかったこと。何件も書類を送り、結局面接は一件、それも不合格のうちに年齢も一つ増えてしまって、もう常に足りない状態で募集がかかる警備員と清掃しか、残っていません。寒がりの私に、外での仕事は無理かな・・・。甘すぎる人間でした。

 それならばと、大好きな勉強を、一つに絞ったのが「古文書」。5年くらい勉強したら、講師の助手くらいにはなれるんじゃないかとまたまた甘い期待。大学に復学しなくても、通信講座で格安で勉強できるのです。カルトナージュももちろん好きですが、古文書学習は、それほど準備するものが多くないから、引っ越して狭い部屋になっても大丈夫だと思います。

 というのも、今住んでいる家は、義母の物なので、彼女が亡くなれば当然、私は出ていかなくてはならないのです。痴呆が進んで、そろそろやばいのでは、と思い始めました。

 彼女は、先日施設に行ったときにスタッフから説明を受けたのですが、最近急に体重が減っているのです。それだけではうらやましい話ですが、以前電話で、「私、30キロ切ったの」と言われた時には、「そんなはずないでしょ、そんなミイラみたいな体重で生きられるわけない!」と返事して、あとで看護師さんに確認しました。40キロを切ったということでした。でも、それが今は35キロだとか。

 栄養が取れなければ胃ろうということにもなりかねませんが、その件は、次男に決めていただかないと。私は血がつながっていないので、今後の方針の決定ができません。

 ハッチと暮らせる場所を探すのが、来年になるのかもしれません。すべては運命。

 今日の新聞の広告、103歳の人の本の中に、「人生、やり尽くすことはできない。いつもなにかを残している」とありました。本当にそうですよ。命は、できれば自然に消えていくようにしたいもので鵜が、突然断ち切られることもある。その覚悟で生きていくしかないのです。

 それにしても、暮れの寒い時期にどうして大掃除をしなくてはならないのか。数年前、無理して掃除し、風邪をひきました。毎日きちんとしていれば大掃除する必要もないんですけどね。

 やれるだけをやればいいのです(言い訳)。この家はもう、痴呆が来ているかもしれないくらいの老体なのです。無理してもこ壊れちゃう。

 来年も好きなことを続けられる一年でありますように!58歳、わがままなおばさんの一年でした。

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