ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

81年のドラマ「想い出づくり」

2019年06月03日 21時42分59秒 | 日常

 先日、カトケンの芝居を一緒に見た友人から、山田太一のドラマ「想い出づくり」がBSで放送されていることを聞き、今日、それを見ました。14話のうちの7話からで、毎週月曜日に2話ずつ放送。それでも、さすがに山田太一のドラマは面白い!40年近く前なんて信じられないくらい、のめりこみました。

 当時の私は社会人なり立てでした。まだ実家にいた頃かなあ・・。大学時代の友人や、アルバイト仲間、週末には何かと忙しく過ごしてちょうど遊民社の芝居も見始めた頃でした。まさに、あのドラマと同じ24歳の、その時を生き生きと過ごしていた時代。

 

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ベネズエラを他人事と思えない

2019年06月03日 16時35分29秒 | 社会

 すさまじいインフレ、貨幣価値がとんでもなく変動し、庶民の暮らしが成り立たない。ライフラインも維持できない。

 きっと、いつかきっと日本もそうなるんじゃないかと思います。少子高齢化、働く人口の減少・・。

 日本の今の政治がベストな状態だとは、とても思えません。そして、今の中国の苦境が、私には戦争をしかけるに至ってしまったあの時の日本の立ち位置みたいな気がして、怖いのです。

 アメリカと中国、共に覇権を狙っている。でも、自分の国の事しか考えなくて、本当にそれが政治なのでしょうか?こんなことをやっていれば、地球の寿命がさらに加速して短くなるだけなのに。

 やはり、人類は地球のがん細胞だったのでしょうか?

 利権にむらがり自分たちだけが特権を得るような富裕層と格段に底辺の貧困層の二極化の社会、それが今のベネズエラなのではないでしょうか、そしてそれが日本の未来像。もっとも、今だって格差がひどい。子供の貧困の現実は、先進国とは思えません。働き方改革なんていいながら、非正規労働者が減るわけじゃない。ブラックな働き方で、ますます「引きこもり予備軍」を増やしていく。

 官僚のトップだった人が息子を殺すまでに至った壮絶な思いは、想像を絶します。どこかで外部に助けを求められなかったのか・・。

 息子は父親を尊敬し、母親を軽蔑していました。そして家庭内暴力。今は昔と違い、警察は介入できます。家庭という密室で地獄に耐えるのではなく、外に出て、新しい空気をお互いに吸う、それだけでも違ってくるはずです。誰も、人を殺してはならないし、自分を殺してはならない。

 私は親しい友人を救えませんでした。一人で死なせてしまいました。今も悔しいです。

 たったひとつ、いえること、それはだれもが「生きてください」。死んでいい人間なんて存在しませんから。

 川崎の殺人事件の犯人も、50代なのに高校の卒業アルバムの写真を使っているんですよ。悲しいじゃないですか。社会はどうしてもっと早く、手を差し伸べられなかったのか。日本はそんなに薄情な国なのか・・・。あの事件が夢であってほしい。

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