今夜のNスペ、ベトナム人労働者の駆け込み寺を見ました。これは、現代の徴用工そのものなんじゃないかと思いました。夢を抱いて借金してまで技術を学ぼうと来日した若者に過酷な労働をさせて、自殺や労働事故でひどい目にあわせてしまう、これが日本の少子高齢化、労働不足の実態だとしたら、とんでもないことです。
ところで、韓国の人たちが日本を訴えている徴用工問題は、日本人はきちんと理解しているのでしょうか?麻生大臣の実家が加害者側であることは明白ですが、議員や内閣の人間、総理すら本当のことを知らないんじゃないかと思います。知っていたら、それこそ、ハンセン氏病問題と同じレベルなのに、おかしいんじゃないでしょうか?
私たちも、加害者としてきちんと知る権利があるはずです。うやむやにしてはいけない、人権問題です。過去の事だからとスルーしていいわけがありません。この人権問題、過去ではなく、現在も問題な国がありますよね。拉致問題もそうだし、ついこの前の香港のでも、ちょっと前なら天安門事件もそう、そして、韓国でも光州事件がありました。みな、後ろめたい問題、たくさん持っていますよね。だからといって、日本が黙っていていいわけもありません。しっかり事実を公表して、誤るべきなのです。
人間は、個人として尊重されるべき存在です。だれも、自分の意思に反して働いてはいけません。支配されてはいけません。国家のために、殺されてはいけません。管理は支配と同じなんじゃないでしょうか?