ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

あれはテロです

2019年07月22日 09時44分45秒 | 日常

 京都アニメーションの放火殺人、あれはテロです。才能あふれる人間を殺したテロとしか言いようがありません。彼らの夢を奪った犯人、本当に許せません。そして日本のアニメの有能な人材を消してしまったことが、どれほどの損失になったか、人材を宝を一瞬にして奪ったことの責任をどう思っているのか、犯人に聞きたいです。

 人間はかけがえのない宝物なのに・・・。世界中が、この事件を嘆いています。ノートルダムの消失に匹敵するくらいの、悲しい出来事です(こんな比べ方をして、ごめんなさい)。

 朝ドラを見るたびに、苦しくなります。仕上げのプロの京アニのことを思い浮かべるから。

 昨日の選挙、投票率があまりに低くて、確かに災害級の暴風雨で投票どころではなかったのかもしれないけれど、大切な一票を捨てないでほしい。とりあえず、与党が3分の2に届かなかったことで、テロ国家になることを食い止められたのはよかったです。私は今の安倍政権はまるでヒットラーのナチ政権と同じじゃないかと思います。民族差別はしていないと思いますか?でも、格差社会の底辺を見捨てていることにかわりがないのです。このままで本当にいいのでしょうか?意見の違う人たちを排除するという考え、まるでヒットラーと同じでしょう。

 先日、ようやく分厚い本「ベルリン陥落 1945」を読み終えました。その前は「女は戦争の顔をしていない」で、旧ソ連の女性兵士の証言を読みました。

 日本は島国でよかった。ドイツのように大陸の一つの国だったら、ソ連に攻撃されて女性全員レイプされるなんてことになったかもしれないのです。戦時下の性暴力のすごさと言ったら、男性が書いたベルリンの本でも相当な量を使って書かれていたのです。略奪と暴力。

 一つ、その原因を、自分が持っているものとは比べ物にならないほどのぜいたく品を持っているということの妬みから、略奪があり、暴力があると考えました。当時のソ連の状況は、確かにひどかったから。

 フランス革命も、王侯貴族のあまりにかけ離れたぜいたくと、庶民の苦しい生活の格差から生まれたのかもしれません。富裕層がますます豊かになり、貧困にあえぐ人たちがますます増えていく、でもそれでも日本には革命は起きないのかもしれません。自己責任という「自分が悪い」という発想からは、未来も夢も生まれないから。そんな国でいいのか?若者に未来がなくてどうするの?そんな国ですよね、日本って。来年のオリンピックで世の中が変わるわけじゃない。借金帝国、傲慢与党の日本、私は末恐ろしくてしかたないです。

 言いたいことを言えないなんて、空気を読めなんて、おかしいです。もっと自由に、もっと自分らしく生きていきましょう。変わろうと一人一人が思わなければ、何も変わらない。寄らば大樹の世の中なんて、私は大嫌い!

 もっともっと、政治に関心を持ち、もっともっと、発言しましょう。私たち一人一人は、大事な国民の一人なんだから!テロ国家にしないためにも、つねに関心を持つことです。

コメント
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