ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

田村正和さん

2021年05月21日 16時26分24秒 | 芸能スポーツ

 今も覚えています、田村正和さん。私の母が亡くなり、父が高尾山の麓で一人暮らしをしているのが気になって、週末土曜日に実家(といっても私が家族と住んだ実家は姉の家になっていて)に通い、夫と父と3人で食卓を囲み、その夜に夫と自宅に帰るということが続きました。京王線の高尾山口(終点です)から聖蹟桜ヶ丘駅まで、そこから改札を降りて急いでタクシー乗り場へ。それはもう必死で駆け下りました。タクシーがいないとなかなか帰るのが遅くなるのですから。そういうときに、駅の改札でロケをしていたんです。

 改札で佐藤友美さんがいましたが、こっちは急いでいるからあわてていて・・・。すぐに田村正和さんが「申し訳ありませんでした」と頭を下げて、こっちはえー?と思いながら急いでタクシー乗り場へ。

 調べてみたら、そのドラマは「男たちによろしく」(1987年4月~7月)というものだったようです。

 あとになって、田村正和さんの人柄に感動した(遅い!)のでした。

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BSプレミアムで映画を見る

2021年05月21日 15時45分09秒 | 映画

 このところ、水曜日の午後1時からヒッチコックの映画を放送しています。私は「知りすぎた男」、「サイコ」、「めまい」を見ました。「サイコ」は有名な映画ですが、私は初めて。ストーリーが怖いけれど面白かったです。被害者にはどうしても同情できないのは、お金を盗むという行為が許せなくて。10年もまじめに働いていてその信用を捨てるなんて、なんということ!?と思ってしまいます。まあ、そういう人間が多いから、いまだに横領事件が後をたたないのでしょうけれど、自分のお金ではないということがどうしてわからないのか、不思議です。以前、BSプレミアムで「鳥」を放送していました。やはり、ヒッチコックの代表作と言ったら、私はこちらを選びます。とはいえ、来週が「引き裂かれたカーテン」、見てみないとね。

 この前は「恋人たちの予感」を見ました。この邦題のイメージとは全然違うのに驚きました。邦題はおかしいですよ。原題を直訳すると、ハリーがサリーに会った時・・・。会ってから・・・。と訳した方がいいのかも。サリーが、親友のアマンダだったかな、彼女の恋人をついでだからなのか、車に同乗させてニューヨークに連れていくという最初の出会いがもう最悪。お互いの価値観が違い、到着してからは二度と会うこともないと思っていたら、何度か会うことに。そのたびにそれぞれ違う恋人がいて・・。メグ・ライアンはなかなかユニーク。おそらく、ハイトレポートを背景に作った映画なのではないかと思います。ハリーが、出会った女性すべて満足褪せてきたというのに、サリーは「ふりをしているだけで、うそだ」といい、大衆食堂のような場所で演技をするのが、すごい。まあ、世の女性には誰もが経験することでしょう。演技してやってんだよってこと。それに、結婚して出産すると、セックスレスになるというのは、日本だけじゃなかったんですね。全編下ネタ風な映画でした。

 他人と価値観が同じなんてことはあり得ない話。親子兄弟だってなかなか価値観があうなんてことないんですから。でも、違っていて面白いってこともあるんじゃないでしょうか。少なくとも、自分が存在するのは、両親がいたからです。この世に生まれてきたことを感謝しましょう。女性の人権が認められた歴史はまだ浅い。今までの歴史の中のほとんどすべてが男性中心でした。私はひっくり返したいと思っています。女性は奴隷じゃないんだから、性産業での奉仕もやめませんか?初潮から閉経まで、毎月不愉快な思いをして我慢して人生を送っているのに、男性は一瞬の快楽で女性の人権を奪う、最低じゃないですか。

 映画もよく観察すれば、どれだけ差別があるかわかります。この先の未来では、そんな映画になってほしくはないです。もう、ステレオタイプにモノを考えるのはやめましょう。女性は家で家事に従事するなんて時代ではないんだから。日本の国会議員に女性が少ないのは、いまだに古い考えの男性が多いからでしょ。本当に恥ずかしい。

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