相変わらず近代建築の独習をしていますが、大学などでは保存傾向にあるのに、原美術館の建物は解体が決定したとのこと。アールデコの素敵な建物だったのに・・。一度も見に行っていなかったのが残念です。
持続可能という言葉がキーワードになっているこの時代に、簡単に壊してしまうというのはどうなのか?修復保存の可能性が本当にゼロだったのか、なんでもタワーマンションにしてしまうのが本当にいいことなのか、東京とは恐ろしい場所です。
早くコロナが収束してくれないと、見たい近代建築がどんどん少なくなってしまう。自分の残り時間と、建物の残り時間が競っているみたい。建物は芸術です。あえて、カテゴリーを芸術にしました。原美術館は、昭和12年完成、渡辺仁の設計。ああ、もったいない!