ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

ペットとの生活

2024年09月23日 14時40分20秒 | 日常

 ハッチは昨日、担当の先生に入院を勧められました。今のままでは何も食べない、水も飲まないということが続くととても危険だというのです。毎日、点滴と薬の注射を受けに行っても、間に合わないかもしれない・・。入院すれば、点滴は前足の静脈から入れられるし、栄養も鼻から管を入れて(痛がるから、部分麻酔するらしい)食道に直接栄養液を入れられる。ただ、夜間はスタッフもいないので、急変して亡くなるケースもあるというのです。

 覚悟を決めて、少し体重を増やしてもらって退院して家で安静にすごすことを考えています。ハッチの生命力に賭けるしかないかな。昨日は、えさの皿に顔を突っ込んだけど食べることはしなかった。水のお皿を目の前においても、見向きもしない。なんでこんなことになっちゃったんだろう。今年の夏は悪魔的な猛暑、本当に悔しいです。ハッチのことを考えると、私もお腹が痛くなります。

 ほぼ毎日、できればですがヴァイオリンの練習をしています。練習の始めに指ならしで、いつもバッハの無伴奏vバイオリンソナタ1番の4楽章プレストを弾いています。今日は、今の自分の感情をぶつけるような弾き方をしました。涙が出そうになりました。そうだ、バッハの音楽は祈りだと思いました。

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