今日、三鷹の楽器店にヴィオラを持っていきました。買ったところに預けて、買い手を探してもらいます。ヴァイオリンより一回り大きいヴィオラ、使いこなすことができなくて残念というよりも、楽器に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。
10年は弦楽四重奏で使わせてもらいました。でも、私の腕が悪いから、楽器を思いっきり鳴らすことができなかったです。モーツァルトイヤーの、ケーゲルシュタットトリオの演奏が私のヴィオラ人生のピークだった。
次の持ち主がきっと、思いっきり楽器を鳴らしてくれることを祈るばかり。
師匠のO先生にも、報告しないといけないですね。三鷹はすっかり変っていました。駅の紀伊国屋でいろいろ、買い物しちゃいましたよー。
お酒ゼリーは、佐々木酒造という、佐々木蔵之介さんの実家だそうです。いいですねー。
おいしかったです!
こちらも、いけました。写真と中身、色が違ってたけど。
三鷹往復は、運よく中央特快に乗れたので、ラッキーでした。
おととしまで、市内の離れた職場だったからバス通勤していました。それを思い出しました。最寄りの駅のロータリーで、おばあさん連中が並ばずに割り込んで平気でいるんですよね。今日は、久しぶりにその光景に出合い、腹が立ちました。世の中にはクソババアがたくさんいますね!
八ヶ岳のファミリーで初めてお会いして以来、
ハズと私の間では、
「あのヴィオラの・・・」
「ああ、あのヴィオラの・・・」
と失礼ながら、あざな代わりになっておりました。
でも、眠らせておくのは楽器にとってはかわいそう。
三鷹の楽器屋さんが、大切にたくさん使ってくれる新しいパートナーを見つけてくれるように祈っています。
できなかったのです。本当に、楽器には申し訳なくて。
うまくなりたいと思っていても、どうにもならないことが
あります。
とてもいい楽器でした、フランスの眠っていた楽器。
私は、あの眠れる森の美女を起こす王子ではなかった
のです。
いい王子様に出会えるよう、祈っています。
人も楽器も、相性のいい出会いというものがあるんだと
思います。私には、ヴィオラはもともと無理だったのかも?
でも、クラシックに夢中になれた日々は、本当に楽しかった。
あの合宿のこと、忘れません。ありがとうございました。