予約の電話しても全然出ないから、つぶれたんじゃないかと思ってしまいましたか?(笑)
僕らのゴールデンウィークは、皆さんが連休を楽しまれたあとにやってくるのですよ。ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。
今回も3日間のお休みです。
山田はたぶん…いや間違いなく3日間、海。僕は天気さえ良ければ3日間、山。
ということで、僕が長い間この連休を利用して出かける計画をあたためていたのは北アルプスのど真ん中『黒部五郎岳』です。天気予報を10日前から見て一喜一憂してました。
月曜日の仕事が終わると、なんだかマッタリしてしまい出発が23時になってしまいました。
この山の登山口は富山に近い岐阜という感じで、我が家からだと400kmあります。ナビをセットしてびっくりしました。なんと6時間かかるというではないですか。しかも高速道路降りてから下道100km以上あるし。
ということは、到着が朝5時。
ま、朝のうちは雨だというので10時ごろのスタートとするつもりでいました。初日は途中の避難小屋までですから、そんなに早く着かなくてもいいのです。
残雪期であることと、雨上がり間もないということからか飛越トンネル前の駐車場には僕の車だけでした。
まだわずかに霧雨が舞う中を新調したモンベ〇のストームクルーザー(つまりカッパね)を着て登山口に取り付きます。
足もとは長靴です。ここ飛越新道を計画している、または登ったことがある方はお分かりの通り、つらい泥沼化した登山道対策です。
ズボンは履かずにザックの中へしまい込み、サポートタイツの上にカッパのズボンを直接履いて、裾は長靴にインしました。長靴は登山靴のように滑りにくいソールではないため、滑り止めのチェーンをセットしてあります。これが実に効果的でした。長靴の中は比較的硬いインソールを入れておきます。土踏まずのアーチを保って疲れを軽減する狙いと、木の突起が釘のようになっていて踏み抜いてしまうなどのトラブルを軽減する狙いもありました。
ここへ向かう途中、車の中でザックが転がってしまいました。
プラティパス(点滴みたいに水をパックして、チューブで吸い込むように水分補給するアイテム)が、ちょっと心配でした。ホースの口が圧迫されると水が飛び出してしまうからです。やっぱりザックから出しておけば良かったかな?でも忘れちゃったら最悪だし。なんてことを考えながら運転します。
転がったのは首都高速を走っているときだったので、確認できたのは遥か先の石川PAでした。
あぁ…いろんな物がびしょ濡れだ。
寝床にする長座布団やフリースのブランケット、シュラフの一部などなど。気分が萎えます。いつも思うんですけど、こういうことがあると、なんだか神様に行くのを止められてるのかな?なんてね。
予感めいた出来事で、今まで何かあったことは無いんですけどね。考え過ぎですね、でもそれだけ不安感もあるってことですよ。
担いだ荷物の総重量は21Kg。ちょっと重すぎですね。色々悩んだのですが、12本爪のアイゼンとピッケルは必須ですしシュラフやマットも持たないとなりません。長靴区間が終わったら履き替える登山靴も忘れたらお話にならないですね。
結局、泥沼区間は避難小屋まで続くのでした。そしてそこには湿地帯に咲くミズバショウがずいぶんと誇らしげに群生しているのでした。
その2へ続く。
僕らのゴールデンウィークは、皆さんが連休を楽しまれたあとにやってくるのですよ。ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。
今回も3日間のお休みです。
山田はたぶん…いや間違いなく3日間、海。僕は天気さえ良ければ3日間、山。
ということで、僕が長い間この連休を利用して出かける計画をあたためていたのは北アルプスのど真ん中『黒部五郎岳』です。天気予報を10日前から見て一喜一憂してました。
月曜日の仕事が終わると、なんだかマッタリしてしまい出発が23時になってしまいました。
この山の登山口は富山に近い岐阜という感じで、我が家からだと400kmあります。ナビをセットしてびっくりしました。なんと6時間かかるというではないですか。しかも高速道路降りてから下道100km以上あるし。
ということは、到着が朝5時。
ま、朝のうちは雨だというので10時ごろのスタートとするつもりでいました。初日は途中の避難小屋までですから、そんなに早く着かなくてもいいのです。
残雪期であることと、雨上がり間もないということからか飛越トンネル前の駐車場には僕の車だけでした。
まだわずかに霧雨が舞う中を新調したモンベ〇のストームクルーザー(つまりカッパね)を着て登山口に取り付きます。
足もとは長靴です。ここ飛越新道を計画している、または登ったことがある方はお分かりの通り、つらい泥沼化した登山道対策です。
ズボンは履かずにザックの中へしまい込み、サポートタイツの上にカッパのズボンを直接履いて、裾は長靴にインしました。長靴は登山靴のように滑りにくいソールではないため、滑り止めのチェーンをセットしてあります。これが実に効果的でした。長靴の中は比較的硬いインソールを入れておきます。土踏まずのアーチを保って疲れを軽減する狙いと、木の突起が釘のようになっていて踏み抜いてしまうなどのトラブルを軽減する狙いもありました。
ここへ向かう途中、車の中でザックが転がってしまいました。
プラティパス(点滴みたいに水をパックして、チューブで吸い込むように水分補給するアイテム)が、ちょっと心配でした。ホースの口が圧迫されると水が飛び出してしまうからです。やっぱりザックから出しておけば良かったかな?でも忘れちゃったら最悪だし。なんてことを考えながら運転します。
転がったのは首都高速を走っているときだったので、確認できたのは遥か先の石川PAでした。
あぁ…いろんな物がびしょ濡れだ。
寝床にする長座布団やフリースのブランケット、シュラフの一部などなど。気分が萎えます。いつも思うんですけど、こういうことがあると、なんだか神様に行くのを止められてるのかな?なんてね。
予感めいた出来事で、今まで何かあったことは無いんですけどね。考え過ぎですね、でもそれだけ不安感もあるってことですよ。
担いだ荷物の総重量は21Kg。ちょっと重すぎですね。色々悩んだのですが、12本爪のアイゼンとピッケルは必須ですしシュラフやマットも持たないとなりません。長靴区間が終わったら履き替える登山靴も忘れたらお話にならないですね。
結局、泥沼区間は避難小屋まで続くのでした。そしてそこには湿地帯に咲くミズバショウがずいぶんと誇らしげに群生しているのでした。
その2へ続く。