TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

関東ふれあいの道 茨城10 筑波山頂めぐりのみち その2

2016年10月12日 | Weblog
みかん園を通りながらあたりを見回すと、陽当たりが良くいろんな花や果実が目を楽しませてくれます。
画像はカラスウリの花です。
カラスウリなんてなんか久しぶりに見ました。別に特別なものではないけれど、子供の頃はたくさん家の裏山にあったんです。
驚いたのはアサガオが普通に咲いていたこと。そんな気候がみかんの生育に合っているのでしょうね。
だんだんと高度が上がってくると、温暖な空気は突然風に吹かれて寒くなってしまい、一枚羽織りたくなります。

おっとっと、忘れちゃならないのが薬王院。みかん園に入っていく手間に鎮座していますが、けっこう知らない人も多いですね。
真壁側なので、この近辺からだと方角的には裏側に近くなります。
霞ヶ浦用水の筑紫湖のすぐ上部になります。
また、筑波山は別名(雅名)で『紫峰』といいます。土産物店などでもこの紫峰というネーミングはよく使われています。商標名にもなっていたりして、たしかお醤油なんかもあったような。
筑波山が夕陽に照らされると紫色に見えることからこの名が付いたとされています。

薬王院でおトイレを拝借。古い別棟の昔懐かしいタイプです。
もちろん壺タイプ。さらに驚いたのはトイレットペーパーではなく「ちり紙」でした。優しいさわり心地は久しぶりで子供の頃を思い出しました。古紙利用の灰色がかったちり紙もあったけれど、それは固めだったと思います。薬王院ではホワイトの高級ちり紙でした。

さて、薬王院はおよそ300年前の歴史建造物です。成田山新勝寺の三重塔を建てた人物がここも手掛けたということです。
軽くお参りをして降りていきますが、急傾斜の苔むした狭い階段を降りるのが怖くて一段も降りられず引き返す女房。仕方なく往路を戻ってルートに復帰します。おそらく一生この階段を降りることはないでしょうね。

女房は先日買った緑色のウェアを着てきました。こちらは長袖なので、もう袖を忘れてタオルを巻くこともないですね。この緑色(あえてグリーンとは言わない)のウェア、本人は河童色と言っていますが、娘にはキュウリ色と言われていました。
そこに赤いつば広の帽子と薄茶色のパンツでクリスマスカラーにしたと言っています。周りの人たち気づいてくれるかなぁ…と。『ねぇねぇ、おかしい?』と聞いてきたので、『だ、だ、大丈夫でしょう』と答えておきました。
そしてクリスマスソングを口ずさんだので調子に乗って僕が大声で歌ってやりました。誰もいないつもりだったので、けっこうやっちまいました。ところがそんな時に限ってウォーキングのおじさんが上から降りて来ました。
聞かれたな…。
一応素知らぬ顔で『こんにちは~』とだけ挨拶しておきました。

舗装路を深峰歩道登山口まで歩かせるのが関東ふれあいの道のコースになっています。薬王院からの登りはいつも登山道でしたから、林道を歩くのは初めてです。ここもなかなかいいですね。
少々東日本大震災の影響が残る場所もありますが、概ね修復されています。綺麗に舗装された箇所は修復済みの道だと思いました。ところが、いきなり凸凹な部分が現れます。
ここは未修復なのでしょうね、かなり車が弾みそうです。
そしてやがて鬼ヶ作林道に入っていきます。分岐点にある看板『林道鬼ヶ作線』を見て女房が?はてなマークで僕に尋ねてきました。
ガックリと腰が抜けそうになりました。


その3に続きます。
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関東ふれあいの道 茨城10 筑波山頂めぐりのみち その1

2016年10月12日 | Weblog
今週もふれあいの道行きます。
先週の筑波山の下りで地獄を見た女房は、結局今日の僕の休みまでには完全に回復できませんでした。ところが前夜マッサージを受けに行って、何としてでも行くんだという強い意志を見せてくれました。

だいぶ涼しくなって、歩きやすい時期になりましたね。
今週は真壁側からのルートで御幸ヶ原に向かいます。回復するまでは登りの方がいいだろうという判断で、今回こそ完全に登りで御幸ヶ原を目指します。麓の旧酒寄バス停から薬王院の往復、そして鬼ヶ作林道を通り、さらにコース9番の一部になる筑波高原キャンプ場を往復する計画です。
コース10とコース9は重複部分がありますが、そこを2度歩く必要はないということは県に確認済みです。
コース9はキャンプ場にマイカーを停めてスタートできることになります。

車2台で来ても良かったのですが、やはり利便性と歩き終わって温泉に浸かった後の一杯は美味しいでしょうから、1台で来てタクシーを利用することにしました。
タクシー料金はもったいないと感じますが、計算してみると2台で来たり公共交通機関を2人分払ったりするのとさほど変わりません。

筑波山の赤い鳥居を右手に見ながら真壁側に行くと筑紫湖があります。今日はそこに駐車しようと思っていました。
ところが、旧酒寄バス停のところに大きな関東ふれあいの道のルート案内板があり、駐車スペースが設けてありました。これは好都合です。6~7台置けそうです。すると女房がバス停の案内板を見て言いました。『バスが試験運行されてる』
1時間に1本で筑波山口を通り、真壁庁舎まで行くとあります。それも今月から。帰りはこれだなと思いました。
しかし、後で気が付きましたが、筑波山口は筑波山登山口とは違います。山裾まで降りる必要があります。残念ですが使えませんでした。

さてさてスタートです。時刻は9時5分。酒寄地区に入り、まず薬王院を目指します。
酒寄地区は急傾斜危険区域に指定されているところが多いです。しかし、この地形と特有の気温の逆転現象を利用して温州みかんの栽培が盛んです。みかんの栽培としては北限とも言われています。暖かい空気が押し上げられて、裾野よりも気温が高くなる現象は筑波山で顕著に現れます。
あたりは「酒寄観光みかん組合」としてミカン狩りできます。

何年か前に下の娘と筑紫湖から登ったときよりもさらに下から登ります。さて今日も無事歩き切れるか…。


その2へ続きます。
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