TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

スノーカントリートレイル③ 六日町坂戸山~越後湯沢駅その1

2019年07月24日 | Weblog
スノーカントリートレイル、今週は前回歩き終えた「小坂バス停」まで六日町駅から南下するルート取りにしました。

坂戸山を朝イチで登って、その後ロードに入っていく作戦です。
坂戸山登山口の駐車場を利用することにしたためです。

前夜、自宅を21時に出ました。
今回は早めに出られました。
なるべく早起きして日の出から歩くためです。発雷確率が上がっています。
昼過ぎには上がれるようにしたいのです。
坂戸山を最初にもってきたのもこのためです。
雷雨になった時に山には居たくないということです。

六日町インターで高速を降り、坂戸山登山口を探しました。
関越トンネル越すとそれなりに遠いですね。
仕事終わってからの運転は疲れました。
到着は0時半でした。

3時間30分の睡眠をとることにしました。

目覚ましが鳴り『あ、家じゃなかった』というほど毎週快適に寝てます。
出来たらあと少し寝れたらいいな。

今日の朝食は昨夜のロングドライブのお供に買ったポッキーの残りとコーヒーの残りでした。
下山するまでポッキーだけでいけました。

この山、まだ5時にもならないのに、ばんばん人が登って来ます。
みんなここをトレーニング場にしているみたいで、どんどん抜かされます。
70代ぐらいに見える方まで僕を追い越して行きました。ハアハアゼエゼエと怖いぐらいです。
サッと来てパーっと登ってホイ仕事って言う人もいました。

僕は先があるので、そんなに追い込んで登りませんでした。
山頂に着くと小さな神社がありました。
みんなそこでお参りして帰ります。

さて、トレイルの道標はどこかな?

地図には「坂戸山山頂」となっているので、まず標識を見ます。
⋯ない。
神社周辺 ⋯ない。
切り株の椅子 ⋯ない。
周辺の木々 ⋯ない。
山頂に上がる手間の岩 ⋯ない。
神社の扉を開けたところ ⋯ない。
ないぞ、どこにもない。

上がって来る人たち全てに聞いてみました。
みんな知らないといいます。
その都度トレイルについて説明し、しばらく山の話に付き合わされたりします。

ある人が言いました。
『この先に大城と小城という山頂があるんだけど、そっちにはないかな』

普通は設置しないだろうと思いましたが、一応行ってみました。
ものすごい蜘蛛の巣に何度も顔を突っ込みながら、滑りやすい土の斜面を上り下りします。
行ってみるとなーんもない。
⋯ここにも、ない。

1時間が経過しようとしています。
『こまったなぁ、まさか宝探しも兼ねているとか?』
仕方がないので山頂標識とハイカー証を重ねて写真を撮っておきました。
『いくらなんでも、ここだけに時間をかけているわけにはいかないもんな。あとで事務局に相談してみよう』

事務局に電話してみるも、あまりに早朝過ぎて誰も出ないです。当たり前ですけど。
そうだ、メールに画像を添付して『どうしても見つからないので、こういったかたちではだめか』と聞いてみよう。

ダメと言われたらまた来るしかないな。

そんなことを考えながらも下山することにしました。
あまり時間が遅くなると雷雨に捕まるかもしれないから⋯。

地図によると、あとは前回の終点まで山越えはあるもののロードになるようです。
だんだん天気が良くなってきました。
気温がどんどん上がります。
まだ真夏とは言えない時期だけど、これ真夏になって35℃とか出たら、アスファルトの上は40℃を超えるだろうなぁ。
事務局はそういうことも想定しているのかなぁ。

坂戸山の道標以外にも指定された場所に道標は1つも確認出来ませんでした。
なんと難しいトレイルなんだろう⋯。

ちょっぴり思いました『こんな調子じゃ踏破できるわけないな。無駄な時間にならないようにリタイアしようかな。いや、もしかして⋯』

そのもしかしてとは、
『設置が遅れているとか? まさかぁ、だって7月1日に企画がスタートしてるんだから、20日以上も過ぎた今まで放置されることはないでしょ』

悶々としながらもフライパンの上にいるような暑さをただひたすら歩きます。
坂戸山での遅れを取り戻さないと⋯。

持参した地図は3枚。
その2枚目が終わり、山越えの林道に入ったところで電話が鳴りました。

地元の観光課と言っていたので、行政機関だと思いました。
メールに電話番号を添付しておいたので、それを見て電話をかけてくれたのでしょう。
事務局にメールしたので、それを設置担当者に回してくれたのかな?

『すみません、実はまだ道標が取り付けられていないんですよ。天候による通行止めなどで思うように動けなくて⋯』

えっ?
僕は無いものを1時間も探していたのか。
そりゃ無理だ。
何度も何度も言い訳する担当者さんに、ただただうなずく僕。
『トレイル企画はスタートしているのに道標がないのは困りましたね。踏破認定がスノーカントリートレイルの道標と自分のハイカー証を重ねて写真を撮らなければならないという規則なのですが⋯』

どうやら各行政機関に設置を依頼しているようです。
みなかみ町はすでに着いているけど六日町の管轄はまだやってないということですね。

普通に通行できる一般道の標識も付いていないので、付ける気あるのかな?と不信感を抱きました。
こんなに遠くまで時間と交通費と膨大な労力を使って⋯バカみたい。とも思ってしまいました。

本当なら声を荒げて『ふざけるな20日以上も通行止めなわけないだろ!』と言いたい気持ちもほんの少し(ほんの少しですよ)だけありましたが、『道標の無いところを通過したハイカーに対する配慮を検討してもらえるように事務局と相談して下さい』と言って電話を切りました。

事務局のスノーカントリートレイルに対する想いが末端にまで行ってないなと感じました。
現に僕はチェックポイントまで何の問題もなく行けてるじゃないですか。
通行止めならホームページなどで迂回路情報出すとかしないとまずいでしょ。事故起きちゃいますよ。

スノーカントリートレイルの道標設置だけが仕事じゃないのはわかります。
それにしてもね。


その2へ続きます。
コメント (4)
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