六甲山最高峰周辺では多くの登山者とすれ違いました。
山ガールにもたくさん会いました。
楽しんで軽い山歩きはここ六甲山でも健在でした。
ただ、皆さんトレッキングポールを持っていません。
持っているのはよそ者と思っていいのかな?っていう感じです。
まさか、六甲山ローカルルールで「ポールは突かない」と決まっているとか⋯。
そんな事を今さらのように考えながらさらに進みます。
ガンガンスピードが上がっています。
もともと下りは得意なので、下りでタイムロスを埋めていると言っても良いのでしょうか。
そうそう、ひとつ書き忘れていました。
六甲山、山で叫ぶ人が多いです。
今日だけで3人いました。
決まって3回吠えるのです。
『うぉーっ、うぉーっ、うぉーーー』とか
『うおーーーぅ、うおーーーぅ、うおーーーぅ』なんて、決まって『う』から始まります。
それから、ハーモニカを吹きながら上がって来る人もいました。
あとで娘に聞いたら『そうそう、それはある』と言っていました。
そしてラストであろう展望が効く場所で腰を降ろすと、あとから爺さんが来ました。
そろそろ日没に近いけどどこまで行くのかな。
写真を撮っています。
でも目を合わそうとしません。
あまり挨拶らしきものをしないのも関西の登山者のしきたりなのかな?
そんなこと無かったら失礼しました。
ま、人によるか。
いよいよ長い下りになりました。
市街地が見えてきます。
街にはあかりが灯り始めました。
ヘッドライト使わずに済みそうです。
予想外の展開に嬉しくなりました。
そういえば女房に時間の行程表のコピーを送ってありました。
心配して『そろそろ六甲山についた?』と言ってきた時、はぐらかしていましたが、もうすでにかなりのアドバンテージを持っていてリタイアするかもと言っていた女房を驚かせようと思いました。
頭悪いですね。
まあ、レースじゃないからそんな事言えるんですけどね。
たぶんレースだったらかなりしょぼーんとなったはずです。
やっぱり僕は単独がいいや。
さて、ここらで娘に連絡しておこうと思いました。
僕『もしもし、ちょっと早く下山出来そうだから。たぶんあと1時間ぐらい』
娘『えっ? やば、早くない?』
僕『今どこ?』
娘『家だよ、すぐに支度するぜ。あー風呂入んなきゃ』
僕『宝塚駅に着いたら乗る電車の時間教えるね』
住宅地の長い下り坂をひたすら降りて行きながら『こういうところに住んでいる人は大変だなー』とつくづく思いました。
歳をとったら登れなくなるだろう⋯ なんて心配とともに、毎日上り下りしていたら健康も手にはいるのかな? なんてことを考えたりしました。
17時15分、宝塚駅にゴールしました。
なんと17時間10分もかかってしまいました。
縦走大会ではタイムリミットギリギリですね。
虚しい気持ちがちょっとだけ湧いてきました。
目の前で電車に行かれたあと、次の電車に乗りました。
思っていたホームとは逆のホームに来たので危なく置いて行かれるところでした。
まったく知らない土地って地名出されてもピンと来ないので緊張します。
娘にLINEします。
すると『今、風呂上がり。家まで来てー』と言って道順を書いて送ってきました。
なんだよ、はるばる来たのにお迎えなしか。
娘の家はシェアハウスです。
入るにも暗証番号まであるし、分かるわけないやろ。
入口でうろたえていると娘が顔を出しました。
『おー、パパーこっちこっち』
ドアに付いているロックキーの押し方も初めて触る人間には分かるわけないと思いました。
『そこの消化器のところが風呂だから』とあっさり言います。
部屋に案内されて、といってもゲスト用の別室です。
でも室内は冷蔵庫もあり布団も用意されていました。アメニティもあるので歯ブラシや石鹸、シャンプーなどは揃っていました、
何より駅が近いので通勤には便利ですね。
こんなところで生活してる娘は、少し大変さを感じて生きることの辛さを感じただろうか。
僕『どうだ?金貯まったか?』
娘『貯まんねぇよ、生活にいっぱいいっぱいでさ』
だろうな。
貯まらないのはやっぱり使っているからでしょうね。
若いからお洒落もしたいだろうし。
僕が気になったのはヘアスタイル。
見るからにバランスが悪いのです。
安いところでやってるのかな?
と思ったら、そうでもないようです。
まあ、まだ良し悪しが分からないのかも知れないですね。
というか、なかなか良い美容師さんに巡り会うのは難しいのでしょう。
まあ、いいか⋯。
さてさて、これからこの遠征の本当の目的が始まります。
ちなみに僕はまだ一睡もしていませんよ。
その5に続きます。
山ガールにもたくさん会いました。
楽しんで軽い山歩きはここ六甲山でも健在でした。
ただ、皆さんトレッキングポールを持っていません。
持っているのはよそ者と思っていいのかな?っていう感じです。
まさか、六甲山ローカルルールで「ポールは突かない」と決まっているとか⋯。
そんな事を今さらのように考えながらさらに進みます。
ガンガンスピードが上がっています。
もともと下りは得意なので、下りでタイムロスを埋めていると言っても良いのでしょうか。
そうそう、ひとつ書き忘れていました。
六甲山、山で叫ぶ人が多いです。
今日だけで3人いました。
決まって3回吠えるのです。
『うぉーっ、うぉーっ、うぉーーー』とか
『うおーーーぅ、うおーーーぅ、うおーーーぅ』なんて、決まって『う』から始まります。
それから、ハーモニカを吹きながら上がって来る人もいました。
あとで娘に聞いたら『そうそう、それはある』と言っていました。
そしてラストであろう展望が効く場所で腰を降ろすと、あとから爺さんが来ました。
そろそろ日没に近いけどどこまで行くのかな。
写真を撮っています。
でも目を合わそうとしません。
あまり挨拶らしきものをしないのも関西の登山者のしきたりなのかな?
そんなこと無かったら失礼しました。
ま、人によるか。
いよいよ長い下りになりました。
市街地が見えてきます。
街にはあかりが灯り始めました。
ヘッドライト使わずに済みそうです。
予想外の展開に嬉しくなりました。
そういえば女房に時間の行程表のコピーを送ってありました。
心配して『そろそろ六甲山についた?』と言ってきた時、はぐらかしていましたが、もうすでにかなりのアドバンテージを持っていてリタイアするかもと言っていた女房を驚かせようと思いました。
頭悪いですね。
まあ、レースじゃないからそんな事言えるんですけどね。
たぶんレースだったらかなりしょぼーんとなったはずです。
やっぱり僕は単独がいいや。
さて、ここらで娘に連絡しておこうと思いました。
僕『もしもし、ちょっと早く下山出来そうだから。たぶんあと1時間ぐらい』
娘『えっ? やば、早くない?』
僕『今どこ?』
娘『家だよ、すぐに支度するぜ。あー風呂入んなきゃ』
僕『宝塚駅に着いたら乗る電車の時間教えるね』
住宅地の長い下り坂をひたすら降りて行きながら『こういうところに住んでいる人は大変だなー』とつくづく思いました。
歳をとったら登れなくなるだろう⋯ なんて心配とともに、毎日上り下りしていたら健康も手にはいるのかな? なんてことを考えたりしました。
17時15分、宝塚駅にゴールしました。
なんと17時間10分もかかってしまいました。
縦走大会ではタイムリミットギリギリですね。
虚しい気持ちがちょっとだけ湧いてきました。
目の前で電車に行かれたあと、次の電車に乗りました。
思っていたホームとは逆のホームに来たので危なく置いて行かれるところでした。
まったく知らない土地って地名出されてもピンと来ないので緊張します。
娘にLINEします。
すると『今、風呂上がり。家まで来てー』と言って道順を書いて送ってきました。
なんだよ、はるばる来たのにお迎えなしか。
娘の家はシェアハウスです。
入るにも暗証番号まであるし、分かるわけないやろ。
入口でうろたえていると娘が顔を出しました。
『おー、パパーこっちこっち』
ドアに付いているロックキーの押し方も初めて触る人間には分かるわけないと思いました。
『そこの消化器のところが風呂だから』とあっさり言います。
部屋に案内されて、といってもゲスト用の別室です。
でも室内は冷蔵庫もあり布団も用意されていました。アメニティもあるので歯ブラシや石鹸、シャンプーなどは揃っていました、
何より駅が近いので通勤には便利ですね。
こんなところで生活してる娘は、少し大変さを感じて生きることの辛さを感じただろうか。
僕『どうだ?金貯まったか?』
娘『貯まんねぇよ、生活にいっぱいいっぱいでさ』
だろうな。
貯まらないのはやっぱり使っているからでしょうね。
若いからお洒落もしたいだろうし。
僕が気になったのはヘアスタイル。
見るからにバランスが悪いのです。
安いところでやってるのかな?
と思ったら、そうでもないようです。
まあ、まだ良し悪しが分からないのかも知れないですね。
というか、なかなか良い美容師さんに巡り会うのは難しいのでしょう。
まあ、いいか⋯。
さてさて、これからこの遠征の本当の目的が始まります。
ちなみに僕はまだ一睡もしていませんよ。
その5に続きます。