TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

国立科学博物館

2024年09月03日 | Weblog
24時間テレビ募金を済ませたあと、そのまま出かけることにしていました。

仕事疲れが抜けにくくなってきたこともあり、今週の連休も岩手遠征(みちのく潮風トレイル)には行きませんでした。
歩くことは問題ないのですが、運転が厳しそうです。なんてったって片道600km時間にして8時間の運転には準備と心構えが必要です。

仕事が終わって事務仕事になるとコックリコックリしてしまいます。
最近は無理しないという気持ちが出てきて、それに従うことにしています。

ということで、今日は雨も降ることだし、まず「国立科学博物館」に行きました。
見出し画像は館内の吹き抜け部分の天井です。これはこれで美しいです。


ここに来た理由はこれ。
高山植物の展示があるのです。
展示ってどうやってするのかな?
そして他のコーナーもなかなか面白かったです。


どんなふうに展示するのか気になります。
若い人も入って行くので、なんだか嬉しい気分です。


見て下さい、こんなふうに閉じ込められていましたよ。
最近の技術はすごいですね。
ハクサンチドリと黒ユリがとても綺麗に標本化されていました。

「ナンジャモンジャゴケ」
いい名前付いてますねぇ。
どうしてナンジャモンジャになったのかな?


「オコジョ」「シマリス」「ナキウサギ」は北海道で、「ホシガラス」は
冷帯針葉樹林帯にいるので、高い山でよく会います。

ナキウサギに会った時、その鳴き声を聞けたのは本当に偶然。嬉しかったです。

はい、おなじみの鹿。
夜中に山に入るとよく会います。


そして、協賛はモンベルでした。


次のコーナーに進みました。

これは地震動奇跡模型です。
地盤の動きを針金で示したものです。
こんなの初めて見ました。


オオコウモリです。
けっこう可愛い顔してますよね。
それにしても大きいです。
コウモリはうちのお店の駐車場にも飛んできます。
夕方になると出てきますよ。


ボタンを押すと鳴き声が聞けました。
中でも「オオシマゼミ」の鳴き声は、セミとは思えないものでした。
機会があったら調べてみて下さい。


こちらのオオコウモリはシブめの顔ですね。
コウモリと言えば「黄金バット」、セミと言えば「バルタン星人」。でもバルタン星人にはハサミがある。
なんで?
バルタン星人はウルトラQのセミ人間にハサミを付けたものらしく、ザリガニがモデルではなく、やっぱりセミのようです。

「マングースVSハブVSアマミノクロウサギ」これ。見ていると係の方が近寄って来て説明をしてくれました。
『島でハブが増えて困っていたところ、マングースを放ってハブを撃退しようとしたのだけれど、ハブではなくアマミノクロウサギ(絶滅危惧種)を襲ってしまったのです。こんどはマングースを退治するのに必死でした。そしてつい最近やっと最後の一匹を捕まえたそうです』と新聞に出ていたそうです。


うぉぉぉー イノシシ。


顔は可愛い熊。
これはヒグマ。
天井が素敵。
ステンドグラスがまた綺麗、


人間だって飾られています。
そして、今回一番注目されたのは国立科学博物館の日本館に江戸時代の女性のミイラです。
谷中墓地から発掘されたとのことですが、屍蝋(地下水が豊富な地中で、遺体が生前そのままに近い状態)で発掘され、その後ミイラ化されました。

この庶民の女性のミイラについて、科学博物館では、展示するかどうか議論があったそうです。心臓も残っていて従来、人骨でしか江戸時代の人を知ることが出来なかった学問に大きな進歩をもたらしてくれたので、展示しているそうです。しかしながら死後といえども尊厳を保つため、写真撮影などは遠慮してくださいということでした。

僕が見ても、本当に顔もはっきりしており、髪も結われたまま残ってた事に驚きました。






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