せっかく4スキー場のパスを買ったし、たかつえ以外のスキー場にも足を運びたいと思いました。
アクセスはもっさりの雪道。
足ならしで最初のリフトを2本回したあと、パウダーゾーンへ。
おらー、もっさり。
なんとリフトの座面には断熱材が一つ一つ貼り付けられていました。
南郷のもうひとつの名物、パーク。
そしてハーフパイプは、世界レベルの選手も訪れる立派な規格です。
今日の舞台。
パウダーゾーンは一ヵ所じゃないのです。
最初は半分ずつ両側湯煎するつもりでしたが、らちがあかない気がして。
こうなったという訳です。
片付け終わると駐車場には車が一台も残っていませんでした。
今回は「秘境南郷」へ。
めちゃくちゃ遠いけど、ここには行く意味があるのです。
スクールでしか訪れたことのない南郷ですが、あの短いリフトで急斜面のパウダーを回せるのは価値が高いと思っていました。
整地は滑れてもパウダーや悪雪をこなせない限り、いつまでたっても山そのものを楽しめないのです。
スクールを打ち切ってから数年、あの斜面は滑れるようになっているのか。
そんな思いから南郷に訪れました。
アクセスはもっさりの雪道。
スキー場への入口はたった一台の轍のみ。
奥まで行くのは諦め、ホテル側の駐車場で夜を明かしました。
重くぼってりした大粒の雪が30cmぐらい積もったでしょうか。
深いところは50cmはあるぞ。
足ならしで最初のリフトを2本回したあと、パウダーゾーンへ。
今日はここの雪がどんなに掻き回されようが何度でも滑ってやる。
ゲレンデトップにはこのような撮影台が用意されています。
「助けて下さい」の文字、世の中のスキーヤースノーボーダーに向けて「潰れそうな南郷を救ってくれ」と発信しています。
最近になって南会津の4スキー場のうちたかつえ以外の閉鎖を検討し、すんでのところで南郷は閉鎖から免れたのです。
スタッフばかりでなく、常連さんも「ありがとう」と言ってくれます。
そういえば、朝イチでお会いしたスキーヤーは「毎日来てるから、また会ったらよろしく。今日は来てくれてありがとう」と言われました。
売店で「南郷トマトラーメン」を買いました。いつもいただき物をたくさん下さるお客様へお土産にしよう。
ここはトマト農家が多く、冬は季節労働者が多いのも閉鎖を免れたひとつの要因のようです。
おらー、もっさり。
南郷はこうでなきゃ。
狙ってましたよー。
なんとリフトの座面には断熱材が一つ一つ貼り付けられていました。
これ、かなり違います。
ハンドメイドなのがすごくいい。
お金かけるだけが能じゃないのだ。
南郷のもうひとつの名物、パーク。
「ぴょんぴょんパーク」と名付けられていますが、そんなちょいちょいのものじゃないですぞ。
春になると巨大化するぜ。
そしてハーフパイプは、世界レベルの選手も訪れる立派な規格です。
僕は入ったことないけど、フリースキーヤー時代だったら南郷に通ったかもしれません。
今日の舞台。
とにかく潰しても潰してもまだ行ける。そしてガンガン回せる。
降ったら南郷に決まりだ!
パウダーゾーンは一ヵ所じゃないのです。
そして、今日はかつて教わっていたスクールの先生も恐らく来ているはず。
いいところ見せたかったけれど、目の前で前転。
評価ガタ落ち、上手く滑れている時はギャラリーも無し。
いや、そんな思いをしに来たのではないのだ。誰がどう感じようとひたすら滑り、試し、転んでは起き上がるのみ。
時にはストックを叩きつけて悔しがってもいいのだ。
そして、16時まで滑り通して終了。
体調も完璧ではないので、休憩を2回取りました。
駐車場へ戻り、食事の用意をします。
あれ? 鍋がない。
仕方なくパックライスを剥がしてビニール袋に入れ、小さなクッカーで温めました。
冷凍して持ってきたすき家の牛丼にしました。
最初は半分ずつ両側湯煎するつもりでしたが、らちがあかない気がして。
こうなったという訳です。
そして食べ終わったあと、運転席に鍋が転がっていました。
そんなもんよ。
片付け終わると駐車場には車が一台も残っていませんでした。
そして助手席は毎回こうなってしまいます。とにかくぐちゃぐちゃ。
ここで夕食を食べた理由は、明日滑るスキー場に移動してからまたタープを張りたくなかったからです。
相変わらず雪は降り続いています。
明日は閉鎖が決まっている「高畑スキー場」に行ってみようと思います。
滑走本数 28
滑走距離 28.56km
最高スピード 59.8km/h
最大心拍数 150