知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

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『日本語は進化中、カタカナ英語急増、タブレット片手に新聞読む』『表意文字使う大国は、中国と日本! 表音文字、カタカナ英語が急増する国』

2022-05-07 13:22:34 | 読書・文学・文字・漢字

『日本語は進化中、カタカナ英語急増、タブレット片手に新聞読む』

『表音文字(漢字)と表意文字(ひらがな・カタカナ・ローマ字)を使いこなす!』

『表意文字使う大国は、中国と日本! 表音文字、カタカナ英語が急増する国』

 

先日(2022/05/05)傘寿爺が新しい言葉を勉強しました。 『エシカル消費』、エシカルをウエブで検索するとエシカル(ethical)とは、「倫理的」「道徳上」という意味の形容詞である。つまり、「法律などの縛りがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていること」を示す。 近年は、英語圏を中心に倫理的活動を「エシカル(ethical)○○○○」と表現し、エシカル「倫理的=環境保全や社会貢献」という意味合いが強くなっている。 身近な倫理的活動としては、主にエシカルコンシューマリズムが挙げられる。』と、ありました。

 

日本語『表音文字(漢字)と表意文字(ひらがな・カタカナ・ローマ字)を使いこなす』、だからこそ、この奥深い言語を簡単に表示できます。 凄いことです。

 

倫理的消費主義

(倫理的消費、倫理的購買、道徳的購買、倫理的調達、または倫理的ショッピングとも呼ばれ、持続可能でグリーンな消費主義とも関連している)

ウキペデイア情報から引用

電線リールは、リオデジャネイロの装飾見本市でセンターテーブルとして再利用されました。 消費者がこのような環境にやさしい素材を選んで再利用するとき、彼らは倫理的な消費主義を実践しています。

 

以前(2020/10/10付け)日経新聞文化欄に、作家・町田康氏の記事『日本語で言え』が載っていました。 あれからニ年余、ますます、カナカナ英語・カタカナ外国語が急増しています。 こんな時期ですので、次の記事に、まったく同感、もう一度、抜粋引用させて頂きます。 

 

『最近、日常の中に、いわゆるカタカナ語というのが急に増え、また、標語や宣伝文句などにも英語が使われることが多くなって、そのことに違和感を覚えている。 というのは、でもけっこう前からあって、それがこの5年くらいで急に増えたように感じるのである。 

だからもう今は違和感というよりも、もうちょっとはっきりした、「英語で言うな、ぼけっ」みたいなものに変わってきている。』

 

ここで一言、こんな状況をどうしたら改善できるか。 日本という国は、複合要因・原因で短期間に、大きく変わってきています。 抜粋引用を続けます。

 

 『なぜそう思うかと言うと、自分は英語を知らないからで、「俺に分からんことを言うな。 もっと解りやすく言え」という自分の無知を棚に上げての暴言で、それを防止するには自分が学んで、英語で言われても即座に理解できるようなかしこになるべきなのだが、一寸虫にも五分の魂、ちょっとの言い分これはある。 

 

どういうことかと言うと、英語(又はその他の外国語)で言うその理由に合点のいかない部分、不審の点があるということで、ではその理由は、

 

その英語の言葉に相当する日本語がなく、それを無理に日本語にすると、元の意味とは別の意味になってしまう。

英語で言った方が、格好がいい感じがするから。

母語で言うと、その意味が明らか過ぎて精神的につらいから。

英語で言うと意味がぼやけてあまり内実がないことをごまかすことが出来るから。

 

 については、マア仕方ないと思うが、それ以外のものは、軽薄というか、実がないというか、不真面目というか、精神的に怠惰というか、全体的にクズというか、・・・、言うまでもなくそんな愚劣な気持ちになるのは自分が未熟な人間であるからで、そこは反省しなければならないのだが、しかしそれを割り引いても、言葉が人の精神や行動に及ぼす影響はあるだろうし、自分には難しいことは分からないが、社会全体も悪い方向に向かってしまうのではないだろうか。』

 

 ここで、また一言、こんな状況をどうしたら改善できるか。 逼塞感いっぱいの日本という国は、複合要因・原因の排除は簡単に短期間に、改善は難しいようです。 抜粋引用を続けます。

 

 『やはり、SNSとかでこのことを発信して警鐘か何かを鳴らした方がよいではないだろうか、と怒りを通り越して不安な気持ちになってきたので、お世話になっている鹿児島出身の先輩に相談したところ、「お前のような虫同然の人間が社会のことについて心配することはない。 そんなことより生業をまじめにやりなさい。箪笥っ―」と仰ってくださった。 箪笥っ―、というのは、本当は、チェスト―、と言いたかったところ、外国語に悩む私を気遣ってこんな風に仰ってくださった。 優しい人である。』

 

途中は、省略させて頂いて、更に、少し考えてしまった部分の抜粋引用です。

 

『しかし、ここにひとつ困難があるというのは、若い頃やって、一時中断、最近になってまた始めたバンド関連の用語で、自分の場合、その殆どが英語、 というか、バンドというのが英語でいちいち楽団・楽隊などと言い直さなければならず、それ以外にライブのことを実演と言ったり書いたり・・・、その言い換えのために才能の9割も使ってしまっている。 ・・・という話をお世話になっている大阪の先輩に話したところ、「けど言うたら漢字も外国ちゃうけ」と言われ反論しようと思ったができず、それ以降は楽団もあまりせず、家に籠って梵語を見つめたり、5日連続でカレーを食べたりしてライフをエンジョイした。』

 

 この方の、このエッセイ読ませていただいて、日本語の漢字の表意文字と、平仮名片仮名の表音文字と、ローマ字の表音文字を混ぜて使えることの便利さと、副作用の大変さをつくづくと思い知りました。

(記事投稿日:2022/05/07、#533)


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